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ここ和生活28日目。

ヨーカドーで「塩サバ1匹85円セール」をやっていて川越市中の主婦の中でおそらく1番発狂した細見豊です。

アツすぎますよ、大丈夫ですかヨーカドー。
以前通っていたスーパーは、この1匹を半分にして200円ちょっとでした。

ここ和に8冊ぐらい本を買いだめして持ってきたんですが。
ここ和ついてから読み始めた1冊目を、4週間かけてようやく読み終わりました。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代と言う本です。

この本がもう、とにかく超絶タイムリーで、まさに今僕が読むべき本でした。
というか読むべきだと思ったから、ここ和に着いたその日から読み始めました。

世の中には、
ものを与える「ギバー」
ものを奪う「テイカー」
そしてギブとテイクのバランスを取ろうとする「マッチャー」
と言う人がいます。

世の中の大半の人が「マッチャー」で、ものをもらったら悪いなぁと感じて返そうとするし、ものを与えたら、何か見返りがあるんじゃないか?と期待してしまうのが普通です。
これが「マッチャー」です。

「ギバー」は与えてばかりなので、「テイカー」の良い”カモ”になってしまいます。
なので、奪ってばかりで1人勝ちしていく「テイカー」が1番成功しそうです。が。
この本では、「真の成功者はギバーである」と言うのです。
与えてばかりで、見返りも求めない「ギバー」が、なぜ1番成功するのか?

それは、「ギバー」には2種類いるとの事。
最下位も「ギバー」だし、トップも「ギバー」だと言うのです。

1番印象に残ったのは、
「テイカー」の見分け方
「テイカー」の扱い方
「テイカー」との接し方です。

「テイカー」だとわかっていても、分け隔てなく与えてしまいたいと思うのは「ギバー」のサガ。
でもそうしたら利用されてしまいます。
そこで、トップの「ギバー」は、「テイカー」に対しては「マッチャー」になろうとするそうです。

そして「テイカー」に、テイクさせているように思わせて、実は「ギバー」的な行動を取らせると言う戦略も書いてありました。
つまり1番大事なのは、人間は状況に応じて「ギバー」にも、「テイカー」にも「マッチャー」にもなり得ると言うことでした
これを知って僕は安心しました。
「テイカー」を見つけるのが得意になってしまったからです。

「テイカー」を見つけ次第、距離を置いていたら、人間関係の構築が非常に難しいです。
それにほとんどの「テイカー」は、自分のしていることが「テイカー」的だということに気づいていません。
なのにもかかわらず「悪いやつだ」と見捨てる気にはどうしてもなれないのです。
でもよかった、「テイカー心」が満足するように、「ギバー的な行い」をさせる。
ちょっと燃えるじゃないですか、これ(笑)

そうです、真の「ギバー」は、ただ与えるだけではなく、受け取りやすい形にしてみたり、与えられてると気づかれないようにしたり。
そうやって大切な人たちが道を踏み外さないように見守るのは、僕の中ではちょっと「ヒーロー的」で、ぜひともそうなりたいと思いました。

詳しくは本を読んでねとしか言えませんが。
間違いなく「僕の人生を変えた1冊」になりました。

皆さんも、「与えてばかりなのに1番得をするとはどういうことなのか?」
ちょっと考えてみると、視点を変えられるかもしれませんよ。
人間って面白いなー。