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1対1のときのニンゲンが好きなんだなって話

ふるさと納税で頂いた冷凍いちごがあまりにも美味しくて毎年全国各地にふるさとを増やしていこうと決めたほそみゆたかです。

素敵な制度ですよねえ。
こういう、全員ハッピーみたいなものばっかりになっていってほしいぜ。

さて今日は「ほそみは1対1のときのニンゲンが好きなんだなって話」を記録します。
たぶん、ほそみ流の人生を楽しむコツそのものかもしれません。

群れでいるニンゲン

これは持論なので意味不明かもしれませんが、ニンゲンって群れでいると別の生き物になりません?

そのことに薄々気づき始めたのは10歳くらいから。
小5、中1、中3のときになかなか辛い学校生活を経験してまして。
イジメまではいってないんでしょうけど、きつかったよね。

「なんでおれは空気が読めないんだろう」
って真剣に悩んだけど、違ったんだ、空気を知らなかったんだ。
育った環境が悪すぎた、これは仕方ない。

小5、中1、中3ってなぜ間が空くのかって、空気が合うクラスのときはうまくやれてたんですよ(笑)
順応ができなかった。

それはさておき、なんでこんな話をしているかって。
そのおかげでニンゲンの生態を深く知ることができたと思ってます。
前向きだなあ。

クラスメイトが群れでいるときは、無視されたり、あからさまに仲間外れだったんですが。
1対1になると、ごくごく普通に話してくれるんですよ。

当時はすごく混乱しました。
「あれ?この子は実はおれの味方なのか?」
でも群れると目つきが変わる。
こっわ。

そこでぼくは自然な流れで身につけました。
1対1の状況でしかニンゲンとは関わらないようにしようって。
群れには近づかず、ニンゲンが1人で寄ってきてくれたら心を開く、ってマイルール。

暗い話ですいませんね(笑)
ぼくにとってはとっても明るい話。
この経験と考察があったから今がある。

で、どうでしょう?
あなたの日常に置き換えて考えてください。
思い当たる節があるんじゃないでしょうか?

NPCはニンゲンではない

NPCってのは「ノンプレイヤーキャラクター」のことで、ニンゲンが操作していないキャラのこと。
広義ですがここではいわゆる「モブ」としちゃいましょうかね。
ポケモンでもずっと同じところをうろうろしてる、名前もないキャラがいますよね。
あれです。

でね?
人は人と関わっているとき、周りをモブとして捉えちゃうと思うんです。
これが今回の話の核。
#ずっとニンゲンで通してたのに
#大事なとこで人と成った
#うまいこと言うな

これ、”自分以外をモブと思え”って話じゃないです。
「自分がモブなんだよ」って話。

なので中3のクラスの中心グループに入れなかったほそみはモブ。
グループでいるときのニンゲンたちは、ほそみをモブと判別しているので、無視。

でも、モブだって話しかけたらセリフが用意されてるキャラもいる。
中にはヒントを持ってるモブだっている。
そうなったとき、意味のあるキャラになれる。
#そんな歌を昔作りました

なので、ニンゲンとは1対1で関わらなきゃあならない、とぼくは思う。
お互いをメインキャラと認識し合わなきゃあ始まらない。

ニンゲンとだけ生きていくには

いわゆる狭く深く
これに尽きる。

今思えば専門学生の時にそれを実行していました。
気になった人を学校の前にあった展望台に呼びつけて、お菓子を持ち寄ってサシで語りつくす、ってのをやってました。
今でも人と会うのは基本的にサシ。
複数人の集まりなら、ほそみはその場に必要ない。

しかしながらこの法則に従えなかったのは、音楽活動。
広く自分を宣伝しなきゃならなかったわけです。
やり方はいろいろあったんだろうけど、みんながやってるやり方しか知らず、調べようという発想も生まれず。
これがもう、本当にしんどくて向いてなかった。

苦労話はいいや(笑)
分かりやすく変えたのは「SNSの使い方」
Twitterは辞めて、Facebookのみ。
Facebookは個人間であって、拡散を目的としてないからね。

あと、このブログとYouTube。
「誰が見るねん」って発信の仕方しかしてません。
麦ワラジオなんていい例。
これは明確な意図があって、「知らない人に知って貰おう」ではないわけです。

「もっと上手にやらないとお客さん増えないよ」
とかって助言は本当に的外れ。
ありがたいけどね!

で、これはたまたまそうなっただけなんだけど、今のお仕事。
「マンツーマンのレッスン」
これが心の底から向いてた。
マンツーマンで、レッスンで、相手をニンゲンとして判別しない人、まーーーーあいないよね!

店員さんとか、市役所の方とか、歯医者さんとか、ニンゲンと判別しなくても用事を済ませられることってあるとは思います。
しかしレッスンは違うと思ってる。
みんなニンゲンにならないと、レッスンにならない、話が進まない。

これに気づけたので、またほそみはハッピーになれたし、
モブみたいな振る舞いをしたり、扱いをしないようにと肝に銘じ直しました。

そしてお仕事以外でも、意識的に、自分がモブになるようなかかわり方はしないようにしようと決めました。

先日も、ほそみを紹介してほしいというありがたーいお話を頂いたんですが。
「飲み会に参加してほしい」ということだったので丁重にお断りしました。
サシでならお食事でも電話でもOKです。
#距離の詰め方オカシイ

まとめ

ほそみはニンゲンが好きなので、1対1であれば初対面でも関係なくコミュニケーションが取れます。
普通、付き合ってきた歳月こそが大事だと思うのですがね。
ここの誤解がほそみを苦しめていたんだなあと思います。
脳内整理、大事ねえ。

なのでこれからはさらに密に人間関係を築いて生きていこうと思います。
とかいって「現役ボイストレーナーが語る」みたいな動画を出し始めたら笑ってやってください(笑)

みなさんはどうですか?
ニンゲンとして、ニンゲンと生きてますか?