[ルール違反イライラ解消法]非常識な奴らは華麗にスルーしよう!
「社会のルールを守れない人が嫌いだ!
どうして和を乱して平気でいられるんだ!
非常識な奴を懲らしめてやりたい!
私は間違ってない!イライラするー! 」
それ、「ルール違反イライラ」ではありませんか?
みんなが気持ちよく過ごすためにあるルール。
それを守っているあなたがストレスを感じるのはおかしな話ですよね
ですが結論から言うと、イライラしたり懲らしめることは無意味です
この記事で、ルール違反イライラを分析し、イライラする無意味さを考えてみましょう。
そしてイライラしないためのテクニックもご紹介していきます
- ルール違反イライラを分析
- 懲らしめる場合の勝利条件と報酬の確認
- イライラしないためのテクニック
ルール違反イライラを分析
日常で起こり得る具体例とともに分析してみましょう
例)ゴミのポイ捨てを目撃した
コンビニから出てきた男性がレシートと思われる紙くずを足元に落とした
どうですか?あなたはポイ捨てを見て腹が立ちますか?
なぜイライラするのか?
ルール違反イライラの原因は3パターンです
- 自分はルールを守っているから
- 気持ちが理解できないから
- 戦ったら勝てると思うから
心の動きを分析
- 私だって面倒臭いしポイ捨てしたいよ!
- 人が見てるよ?!誰かが拾うんだよ?!
- 目の前にゴミ箱あるじゃん!
- レシート断れば良いじゃん!
- 絶対わざとだ!嘘つきだ!
- ガツンと言ってやるぞおおおお?!
大げさですがこんなところでしょうか?
しかし、自分が正しい、相手が間違っていると思い込み攻撃するのは危険です
相手に悪意がないことも十分に考えられるからです
- 誤って落とした
- ポイ捨てをした
→気付いていない
→気づかぬ振りをしている
この状況下で自分が取れる行動は限られています
自分の行動パターン
- 拾う
- 無視をする
・ゴミ箱に捨てる
・相手に渡す
波風立てずに済ませるパターンです
しかし、正義感の強いあなたはこれでは納得がいきませんよね
「懲らしめてやりたかった!」とイライラが募ります
次は懲らしめるパターンを洗い出してみましょう
ルール違反者を懲らしめる
今回1番お伝えしたいのは、”ルール違反者をやっつけるのは不可能だ”ということです
水戸黄門様のように
「助さん格さん、懲らしめてやりなさい」
と敵をひれ伏せさせて一件落着できればいいのですが、現実ではそうはいきません
ほぼ全てのルール違反イライラは、あなたに関係がないからです
ルール違反者を懲らしめる立場にない
冷静に判断するためにも、ここではあえて「懲らしめるとしたらどんなパターンがあるか?」を洗い出してみましょう
懲らしめる方法
ゴミのポイ捨てをした人を懲らしめる方法はこんなところでしょうか
- 指摘して論破する
- 気付いていない周りの人たちに伝える
- 相手のポケットやカバンなどに押し込む
- ゴミを投げつける
- 暴力を振るう
- 写真を撮ってSNSに晒す
- 店員や警察に通報する
- 尾行して車や家などにゴミを捨てる
無理やり絞り出しましたが、ほとんど現実的ではありませんね
「レシートぐらいで何言ってんだ」
と思うかもしれませんが、ではこれが
・電子レンジだったら?
・猫だったら?
と考えてみてくださいね
さて次は、そもそも懲らしめるとは何なのか?を考えます
過酷な勝利条件と報酬の確認
ルール違反者を懲らしめるにあたって以下のことを確認して行きます
- どうしたら勝ちなのか?
- どのように勝てばいいのか?
- 勝って得られるものは何なのか?
どうしたら勝ちなのか?
ルール違反者に勝利するにはこの2パターン。
- 相手を改心させる
- 相手を恥ずかしくさせる
相手にルール違反をしている自覚がないのであれば、指摘して改心してくれそうです
しかし大抵の場合は、悪意や出来心なので懲らしめるのは困難ですよね。
喧嘩になってしまえばストレスは倍増し、逆効果になってしまいます。
どのように勝てばいいのか?
そして、ただ勝てばいいわけではありません
ルール違反イライラを解決したいわけなので、誰もイライラしないことが条件となります
- 自分がイライラせずに勝つ
- 周りをイライラさせずに勝つ
- できれば違反者もイライラさせずに勝つ
みんなが違反者に不満を抱いていたとしても、指摘していざこざが起こることも迷惑です
イライラを解消する行動であっても、誰かをイライラさせては本末転倒なのです
この条件を満たすには、先ほど挙げた”懲らしめるパターン”の全てが不可能であることがわかりますね
勝って得られるものは何なのか?
そうまでして敵と戦い、「得られる報酬は何なのか?」を考えます
メリットがないのであれば行動する必要がありません
- 単なる優越感
- 誰かに感謝される
- 鬱憤を晴らす
→これがほとんど。自分の為に戦っている。
→何も言わずに拾ってゴミ箱へ捨てた方が賞賛されそう。
→八つ当たり。最低である。
勝って得られるもの、一生懸命考えましたが全然ないんです
と言いますのも、
- お金をもらえるわけではない
- 絶賛されるわけではない
- 違反者を根絶できるわけではない
- イライラがなくなるわけではない
例えば極端な話、ポイ捨てする瞬間を動画に収め、警察に通報し、処罰を受けさせることに成功したとしても、得られるものは何もありません
こんな奇跡的な大成功を成し遂げる労力・精神力・時間に見合った報酬とは、お金で言うといくらなのでしょうか?
ゆえに懲らしめるのは無意味
やはり”無視するしかない”ということがわかりますね
「それじゃ違反したもん勝ちじゃないか!」
「ルールの意味がなくなってしまうぞ!」
と言ったらそうでもありません
次の項目は無視についてです。
ルール違反者は無視する
「違反を無視する」と言うと、無責任だ非常識だと思われそうですね
では例えば
「ポイ捨てをしたのがあなたの知り合いだったら?」
と考えてみてください
無視が効果的な理由
知り合いがポイ捨てをしたのを目撃したら、できれば改心させたいですよね
でも指摘してみて、言い返されたらどうしますか?
そもそも大して仲良くなかったら?
その人と「距離」を置きますよね
これでいいのです
あなたが誰かを変える必要はありません
ルール違反を続ける人は、周りの人間から距離を置かれ孤立します
そして普通の人は過ちに気づき改心するのです
このようにルール違反者は自然淘汰されていきます
残るは孤立しても改心しない人。
彼らは改心することがないので、相手にするだけ無駄ということです
- 無視
- 孤立
- 気づく
- 改心!
友達が改心してくれたら快く仲直りしましょう
改めたのに無視し続けると、いじめや差別に繋がってしまいます
無視するテクニック
とはいえ、イライラさせられていることは事実。
無視をするのも一筋縄ではいきません
基本的には、先ほど挙げた「戦うことが無意味な理由」を意識し、相手にしてもメリットがないんだということを再確認します
- お金をもらえるわけではない
- 絶賛されるわけではない
- 違反者を根絶できるわけではない
- イライラがなくなるわけではない
これに加えて、ケースバイケースで分析していきましょう
違反者に遭遇したらすぐに分析を始めると冷静になれます
例えばポイ捨てなら…
- 自分が拾わなければならないわけではない
- 自分に向けて攻撃してきているわけではない
- 自分の家の敷地ではない
- 自分もレシートを落としたことがないわけではない
- 他の考え事をした方が有意義である
- みんなから無視されているんだろうな、と哀れむ
つまり、「自分には関係がないんだ」という理由を並べるのです
こうすることで、「イライラすることがいかに無駄か」を再認識できると同時に、イライラから意識をそらすことにも繋がります
ほぼ全てのストレスは、”意識をそらす”ことで解決できます
どうしても無視するのが難しい場合
私は”きっちりしい”すぎて、なかなか無視ができません
私ほど重症な方はこちらのテクニックも試してみてください
「リアクションをとる」という方法です
やり方は簡単、違反者と遭遇してしまったら、ただただ感想を言うのです
ポイ捨てを目撃したら…
- 「あっ!ポイ捨てだー!」
- 「実在するんだね、ドラマの中だけだと思ってた」
- 「いやいや絶対わざとでしょ~」
- 「まあ!なんて白々しい顔!ウケる!」
こんな感じです(笑)
漫画やゲームのキャラクターに感想を言うイメージです
つまり「ポイ捨てキャラ登場!」についての感想です
怒りの感情を込めないこと。
「画面の向こうのおじゃまキャラ」として扱うことで、対人していない感覚になりイライラを回避できます。
おまけ:イメトレ
他のシチュエーションで、無視をするイメージトレーニングをしてみましょう
だらしない仕事仲間
サボっている・時間にルーズ・愚痴が多い同僚
- 作業に支障が出ても自分の給料が変わるわけではない
- 彼を正すのも作業を円滑にするのも上の仕事だ
- 彼という比較対象のおかげで自分の評価が上がる
煽り運転をしてくる車
ルールもマナーも守っているのに後ろから煽られた
- ぶつかって来たわけではないので怪我も修理もすることはない
- 危害を加えられれば保険金や慰謝料がもらえる
- 「でも赤信号はちゃんと止まるんだね!ウケる!」
嘘つきな友達
友達が嘘をついてることに気づいてしまった
- 心置きなく断ち切ることができる
- 不要な繋がりを見極める手間が省けた
- 今後も騙され続けていただろう、早めに気づけてよかった
こんな感じでゲーム感覚でざっくりと分析してみると、ちょっと楽しくなりますよ
自分がどんなことにイライラするのかを把握するだけでもストレスはちょっぴり軽減されます
ちなみに
私はタバコと犬が大嫌いなので、この2つは全力で回避します
あなたにも、どうしても無視できないことの1つや2つあるはずです
それらを無理に受け入れようとすると逆にストレスにもなりかねません
「理解できない」、と理解すれば充分です
友人にあらかじめ伝えておくのも良いでしょう
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでもあなたの人生のお役に立てたのなら幸いです
- ルール違反にイライラするのは無意味である
- 違反者を懲らしめることは不可能である
- 違反者は無視することが一番効果的である
- ストレスをためないコツは意識をそらすことである
ゲーム感覚で、メンタル改善など”人生の幸福度”を上げるお手伝いができたらと思っております
ご興味があれば他の記事も覗いてみてください