[雑音騒音ストレス攻略法]有効活用しちゃえ!音イライラ対策
「ちょっとした雑音でも気になる
騒音を出す人の気が知れない
集中できなくてイライラする
どいつもこいつもうるさーい!」
この記事は、
音に関するストレスを、逆に利用してしまおうではないか!
という内容です
異常なまでに音に敏感な私が編み出したテクニックを2つご紹介します
科学的研究データを元に、日常に落とし込んだ方法です。
万人に有効かはわかりませんが、お悩みの方を1人でも救えるかもしれないので書いてみます
- 音イライラを分析
- 可愛いは作れる!テクニック
- ヨーイドンッ!テクニック
- すぐに試せる
- 異常なまでに過敏な一般人を知って気が楽になる
- 騒音を利用できるようになるかもしれない
私は音楽家でして
例えばこういった曲を耳コピしたりして、言ってしまえば”音に異常に過敏になるトレーニング“を積んでいるわけです
任天堂「ポケットモンスター 赤・緑」より
作曲:増田順一 曲名:「VSトレーナー」
※原曲の転載ではなく、私が耳コピしたものです
騒音どころかスマホの通知音、電子レンジや洗濯機、風や空調機器ですら邪魔です
当然、街へ一歩出れば、不協和音の暴風雨です
自慢したいわけではなく
「こいつよりはマシかもな…」
と思っていただければなと思い話しております(笑)
はじめに
大前提としてこれだけは明言しておきます
ストレスを解消したい場合、相手を変えるのではなく、自分が変わった方が合理的である
人間関係のストレス攻略法でもご紹介しているので、そちらもご参考に
性格は変えられる説
でーもくんの言うように
「騒音は迷惑行為なのだから相手をやっつけちゃえばいいんじゃないの?」
と思いがちですが、そもそも戦うことがストレスでもあります
「100人に聞いたら100人が有罪だと判決を下す騒音」
なのであれば、相手をやっつけることができそうです
しかし、少なくともその騒音を発している本人は気になっていないわけですから、次の事が成り立ちます
万人がストレスを感じる騒音は存在しない!
私が「あれうるさいよね!」と言っても、9割が「何が?」と返されます。
ただの気にしすぎなんです。
例えば暴走族が良い例です
一番間近であの爆音を聞いているのは走っている本人ですよね
心の底からわけが分かりません
エイリアンみたいな奇声でタンを吐くオヤジが、同じエイリアンに遭遇しても無関心です
なぜなら、それで腹を立てる→自分はやめよう→自然淘汰されるはずなんです
つまりは
「騒音が気にならない性格になれば良いんじゃないか?」
というのが本記事の目的です。
音イライラを分析
まずは、なぜ音でストレスを感じるのか?を分析していきましょう
分析するだけでもストレスは軽減できます
騒音も結局人間関係
おそらくですが、音にストレスを感じる時って、
・そんな音を撒き散らしてどういう神経してんの?!
・何であんたに驚かされなきゃいけないの?!
と、ほとんどが“人”にイライラしているのではないでしょうか?
・公共の場で大声で話す人
・物の扱いが雑な人など
人間じゃない騒音って例えば
- 犬の鳴き声がうるさい
- 滝の轟音がやかましい
→怒りの矛先は飼い主(人)へ
→滝を止めろ!何て言いませんよね
つまりは結局、人間関係のストレスへと繋がっていくのです
攻撃している?
誰かが大きな物音を立てた時
怒ってるのかな…?
私に向けてやってるのかな…?
なんて思うことはありませんか?
これらも音そのものより、原因は人です。
人間関係のストレスと言えます
意識をそらされる
・集中できない!
・びっくりした!
など、音を発している人間がどうこうではなくとも、自分に実害が及んでいる場合、ストレスを感じます
ですが不思議なもので
「人為的なものではない」
「攻撃されているわけではない」
とわかると、私たちは慣れることができます
夏のセミの大合唱なんてかなりの騒音ですが、もはやストレスは感じませんよね
多少雑音があった方が集中できるとよく言いますしね
しかし、慣れることができないような突発的な大きな物音などは防ぎようがありません
→今回はここに着目して対処していきたいと思います
音イライラ対処法
要するにストレスとは感じ方次第なので
音が気になった=ストレスだ!
という方程式を書き替えてしまえばいいのです
“音に気づかなくなる”わけにはいきませんからね
if-thenプランニング
音が気になった=〇〇をする!
と置き換えてみましょう
これは「if-thenプランニング」という手法で、
もし××が起きたら、〇〇をする
と、予め決めてしまうのです
こうすることで無駄に悩まなくなり、全く別のことをして意識をそらすことができます
この「〇〇」は何をしてもいいのですが、おすすめのテクニックを2つご紹介します
これを参考にして、あなたにとって都合のいい公式を完成させましょう!
可愛いは作れる!テクニック
「もし騒音が起きたら、擬音化する」
騒音を擬音化して、可愛くしちゃえ!
と言うテクニックです
擬音化は「オノマトペ」ってやつですね
お腹が”ペコペコ”などもそうですが、今回は漫画などでよく見られる
「どんっ!」とか「ジャジャーン!」みたいな効果音系を使います
- バイクや改造車がうるさかったら
- 大声で話す人が迷惑だったら
ぶいんぶいーん!ぶろろろろーん!
ぺちゃくちゃ!がやがやざわざわ!
こんな感じです
これは実は、人間関係ストレスに使える科学的に証明された方法です
誰かに言われて腹が立った言葉を…
- ドラえもんの声で言ってみる
- クレヨンしんちゃんの声で言ってみる
こうするとバカバカしくなってくるのです
それを騒音に応用した形です
ひらがなに変換するというのがポイントです
丸みがあって、音が柔らかく感じられるからです。
漫画のように、実際に擬音化したひらがなが宙を舞っているところ想像すると、絵面的にも、それを発している人も可愛らしく見えてきませんか?
一生懸命、必死に音を立てようとしているようにも見えてほっこりします
何だか良く分からない音は
どぉおおおん!
ごごごごごぉ!
とかでだいたいいけます。
迷惑にならない範囲で声に出してみるのもいいですよ
道徳心をわきまえて使ってみてくださいね
ヨーイドンッ!テクニック
「もし騒音が起きたら、合図として活用する」
びっくりして思考を中断されたついでに、何かを始めるきっかけにしちゃおう!
と言うテクニックです。
というのも私は、アイディアを最も大事にしていて、日常生活でも常に頭の中で作曲をしたり創作をしています
これを遮断されることがとにかくストレスだったのです
そこで私は、びっくりさせられた時に
「本当に有意義な創作活動を脳内でしていたのか?」
を振り返ることにしました
例えば隣の住人が毎日のように窓を
ガラガラァアーダンッ!
ピシャァアンッ!!
と激しく開け閉めします
一体なぜそんなことになるのか検討もつきませんが、WHY?を考えるとイライラしてしまいます
この音が鳴って作業が中断されたら、今私は何をしていたか?と考えるわけです
- 昨日見た映画のことを考えていた
- 今日の晩御飯どうしようかなと考えていた
- こないだのあいつ不愉快だったな
など無駄なことを考えていたことが多かったです
イライラしていたことが恥ずかしくなりますね(笑)
合図をきっかけに軌道修正することができ、創作意欲が増しました
逆に「素晴らしいアイディアを今まさに生み出してる瞬間」に遮断されたら、騒音などにイライラしてる暇はありません
作業に没頭するのみです
「今私は素晴らしいものを生み出しているぞ!」
と確認できるのでさらに創作意欲が増します
つまり騒音の合図をきっかけに、どちらに転んでもプラスにすることができるようになったのです
私たちを騒音によって驚かせてくる敵は、「ヨーイドンッ!」の合図を出すためだけに存在しているキャラ
と認識すればほとんどの騒音ストレスから解放されます
もちろん私の場合ですので、騒音を感じたら
- メールのチェック・返信をする
- スクワットを5回する
- 金八先生のモノマネをする
などなどなんでも良いんです
ついでにスキルアップに繋がるようなことの方がお得ではありますね
めちゃめちゃ効果的なので是非試してみてください
その他のテクニック
私は本当に真剣に騒音ストレスに悩んでいたので色々試しました
どれかがあなたにしっくりくるかも分かりません
ざっとご紹介します
優秀だと思い込む
そもそも聴覚とは危険を察知するために発達したわけです
周りのみんなは気にしていないのに自分だけが反応できている
つまり生存競争において有利であるということです
“聴覚が発達している人は知能が高い”なんていう研究もあります
なので騒音を感じたらイラッとするのではなく
「私って天才…?!」
と思うようにしましょう
ゲーム化する
ここは騒音に惑わされずに冒険をするステージなんだ!
と考えるのです
そうすると敵キャラ達がしょうもなく見えます
「この程度じゃ全然支障ないけど?」
「もっとこうしたら鬱陶しいのに…」
と別の視点に目がいくようになります
爽やかに指摘する
敵キャラと戦うのはリスクがあるし、自分も騒音とみなされてしまいます
確実に勝てる時、そして周りの皆さんに迷惑のかからないようにすべきです
これは正論を、あっけらかんと爽やかに指摘するのがベストです
つまり怒鳴り声は聴いていて不快なので、可愛らしい声で挑むのです
- 物がかわいそうだぞ★
- みんなに丸聞こえだぞ★
みたいな
- その音が好きなんですか~?
- 楽しいなら私もやってみようかな~?
とおバカキャラで仕掛けるのもアリです
おまけ:ノイズ対策グッズ
ノイズ対策グッズに頼ってしまうと依存してしまいそうなので、私は常用しないようにはしていますが、少し触れておきます
これで音楽を聞かなくても、ノイズ対策としては最強です
どうしても仮眠を取らなければならない時などは重宝しています
ノイズ対策とはちょっと違うかもしれませんが、クラシックの柔らかな音色は雑音を消したい時には最適です
ただ音楽を聴くと集中力が下がるので、単純作業や気分転換の時に流しています
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでもあなたの意識が変わって、ストレスが軽減されたのであれば幸いです
- 相手を変えるより自分が変わろう
- イライラするメカニズムを分析しよう
- if-thenプランニングで置き換えよう
聴覚が人より発達していて優秀である皆さんの才能が、遺憾なく発揮されることを切に願っております