「心の中の天使と悪魔ってよく言うけど
悪魔に従うと誘惑に負けちゃうし腹黒いって言われる
天使が正しいと思うけど八方美人とかぶりっ子とか言われる
本当の自分って、なんだっけ…?」
欲望にまみれた八方美人も、腹黒いぶりっ子も、全てあなたです
ですが、どうやらなりたい自分になれていないようですね
それは、天使と悪魔と友達になれていないからです
だから不本意な自分を演じてしまい、誤解されストレスが生じるわけです
この記事では、あなたの心の中の天使と悪魔のイメージを覆します。
そしてなりたいあなたに近づけるきっかけになれればと思います。
- 悪魔が悪いやつではないとわかる
- 意思決定が早くなる・楽しくなる
- 自分の言動に自信が持てるようになる
- 孤独感がなくなる(笑)
「三人寄れば文殊の知恵」
という言葉があるように、どんな人間でも3人で考え合えば菩薩様と同じ知恵を生み出せるわけです
似たような人が集まっても効果があるそうですから、
「天使と悪魔なんて両極端の意見と、その中間に立つあなた」
…最高のアイディアが生まれるとは思いませんか?
私は思います(笑)
何事も、「物は考えよう」です
“善と悪”ではない
まず大前提として、天使と悪魔は善と悪ではありません
この誤解が染み付いているから、思考の半分を押し殺し、もう半分を誇張してしまい、不本意な行動をとってしまうのです
長期的思考と短期的思考
このように考えてみてください
- 天使→長期的思考
- 悪魔→短期的思考
長期的思考とは
「長い目で見て得があるから、今からやっておこう」
のように未来を中心に考えること
短期的思考とは
「今すぐ得するから今やろう、先のことは知らん」
のように現在を中心に考えること
そうそう、このように(笑)
具体例
日常での具体例をもとに、天使と悪魔のイメージを変えてみましょう
見知らぬ人が小銭を落とし、あなたの足元に転がってきました。
その人は、小銭がどこに行ったのか分かっています。
一般的なイメージ
おそらく天使と悪魔ってこんなイメージですよね
ですが実際にはこうではないでしょうか?
実際の思考回路
仮に「めんどくさがる思考が悪魔だ」と定義したいのであれば
色々考えるのがめんどくさいからとっとと拾っちまえ!になると私は思います
それに、一般的なイメージの悪魔の「めんどくせー」というのは、
自分の置かれた状況や相手、周りの反応などを考えると「めんどくせー」という意味ではないでしょうか?
それって先のことを考えてますよね。
悪魔は短期的思考なのですから、そういったものを全く考えずに「落ちたものを拾う」という当然の発想へ行き着くのです
色々考えるのがめんどくせーから「拾わないというのが当然の発想だ」という方は…いないと信じたいものです(笑)
悪魔は核心を突く
この記事で私が1番伝えたいのは、悪魔は物事の核心を突いてくれるということです。
(小銭を拾う・拾わないなどの「善悪」は別として)
短期的に考えようとすると、現在を中心に、つまり余計なことを削ぎ落とし、今最もすべきことは何なのか?のみに目が向くということです
以前、[人間関係ストレス攻略法]人をゲームキャラ化して楽しく発散?!でご紹介した通り、目的を明確にするということは快適に生きるためにとても重要です
じゃあ天使は悪いやつなのか?
と言うともちろんそういうわけではありません
天使は先のことを考えメリット・デメリットを提示してくれますが、目的が明確になっていないと選択肢が多すぎるのです
そうすると、無難に済ませようと世間体を優先してしまい、猫をかぶったような行動を取り「八方美人」と呼ばれたりするのです
じゃあどちらの意見に従えば良いの?!
という考え方も次の項目で変えていきましょう
“仲違いしている”というイメージ
フィクションの世界では、喧嘩している天使と悪魔どちらかの意見を採用せねばならない窮地に立たされていますよね
しかしそうではありません。
悪魔が核心を突き、天使が結果を予想し、あなたが判断するのです
冒頭にご説明した、「三人寄れば文殊の知恵」「天使と悪魔と友達になる」とはそういうことです。
仲違いしたままだと
「本当はこんなこと思ってないのに!」
と言い訳が出てきてしまいます
3人でしっかり意思決定し自信を持って行動すれば、裏表がなくなります
その結果他人にどう思われようと、それがいわゆる本当のあなたなのです
だって、天使も悪魔もあなたなのですから
つまり?
先ほどの具体例で言うと、拾う拾わないの2択であればすぐに判断がつきます
(「天使が拾う、悪魔が拾わない」の2択ではないことは理解して頂けましたね?)
短期的思考は、瞬発力があるのです
ここに天使の囁き声が入ると余計なことを考えてしまうので、ある程度はむしろ無視した方がストレスフリーになります
短期的思考で判断がつかない場合に、天使に相談すると良いでしょう
つまり、「拾わない」という選択肢を捨てきれない時、です
例えば小銭が
- 自分の足元ではなく少し離れたところに落ちた
- 落とした本人がどこに落ちたのか気づいていない
- 100円玉500円玉ならまだしも1円玉だった
- 小銭ではなくレシートのような紙くずだった
- 他の人も落ちたことに気付いている
- 複数枚落としたので拾いに行くと盗んだのではないかと疑われそう
などなど起こりうる状況は様々です
ですがどうでしょう?
これらの状況すべてが、「何も考えずに拾ってお礼すらいらない」と思った方が結果的には楽ではないでしょうか?
「拾う拾わない」でメリット・デメリットを天使に提示してもらうよりも、
拾った後、落とした人への「言葉や表情といったコミュニケーション」を天使に任せた方が楽しくなるとは思いません?
天使、悪魔はどちらもあなたの大切な思考で、どちらにも得意な役割があるのです。
この具体例はベタでしたが、 友達とのちょっとした会話などから試してみてください
考えるのが楽しくなりますよ
結論
悪魔めっちゃイイやつだから!
みんな可愛がってあげて!
そうすると無駄な悩みへりまっせ!
以上です(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
「ただのお前の精神論じゃないか!」
と思いますよね(笑)
でもそれでいいのです
「天使と悪魔と友達になるって、素敵!」
と思えなくても
「へー世の中にはこんな考え方の人もいるんだ」
と何か刺激になっていただけたなら幸いです
考え方をちょっと変えるだけで人生が劇的に変わることがあります
そんな人が一人でもいるのなら、これからも私の思考回路をご紹介していこうと思います
とにもかくにも、私は今日も可愛い天使と悪魔と一緒に過ごせて幸せです(笑)
今回ご紹介したのはあくまで「腹黒い、八方美人」などと言われないようにする、日常での人間関係への対処法です、誤解のないように