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[おすすめPC用スピーカー]作曲家の私が安い&小型を愛用する理由

ぴくちっぷ

PC用スピーカー選びで悩んでいる人

「パソコン用のスピーカーを買いたい
できれば安くて場所を取らず高音質のものが欲しい
好みによる、試聴しろって言うけど特にこだわりとかない
これを買っときゃ間違いない!って誰か言って?」

このような方に向けて解説していきます

逆に、音に明確なこだわりがあり
「ガッツリ低音を浴びるのが好きだ!」
「音質をもっと綺麗にしたい!」
という方には不向きな記事となります

ですが音楽を作る側の思考回路をご紹介しますので、知っておいて損はないかなと思います

結論から言うと、スピーカーは安物で十分です
もっと言うと、安物で十分なようにプロは音楽を作っています

でーもくん
でーもくん
サルでもわかるように作ってるってか?喧嘩売ってんのか?

えんじちゃん
えんじちゃん
全然違うよ!ちゃんと解説するから!

記事の内容

  1. おすすめPC用スピーカー紹介
  2. 写真付きかんたん接続方法
  3. プロの作る”音質”とは?

記事を読んで得られるあなたのメリット

  1. 安物で十分な理由がわかる
  2. 制作者側の意図を汲み取れるようになる
  3. 自分の好みの音が見つかるかも?

まあまあ、こちらでもお聴きになりながら、のんびり読んでいって下さいな

アニメ「ドラえもん」より
作曲:菊池俊輔 曲名:不明
通称:「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲」
※原曲ではなく耳コピしたものです

ぴく
ぴく
フフン、悪いなのび太、このBGMは三人用なんだ

えんじちゃん
えんじちゃん
ぴくちゃん…?

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おすすめスピーカー紹介

私が長年愛用している激安&小型スピーカーは
「LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW」です。

パソコン用からゲーム機、レコーディング現場まで全てに使用しています

LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW

  1. とにかく安い
  2. コンパクト
  3. 接続が簡単
  4. 音が超普通

大きさ比較。キャッチボールしやすそうなくらい軽い

接続が簡単

安心して下さい、私もメカメカしたものは苦手です(笑)

接続の手順

  1. USBポートに挿す
  2. オーディオジャックに挿す
  3. おしまい★

コンセントは不要で、インストールだなんだも不要。
繋いだらすぐ音が出ます。

写真付きで解説します

USBを接続

イヤホンを挿すところに挿入

操作は1つのツマミのみ。電源OFFの状態。

ひねると電源ON!と同時にボリューム調整。

背面。余分なコードを巻けるのが地味にありがたい。

音が超普通

「わざわざおすすめするからには、ド迫力で鳥肌が立つような音質なんだろうなあ!」

と言われると、全くそうではありません
むしろ真逆です

まあ、こんなもんか…
という印象を誰もが受けると思います

でもこれは決して、音質が悪いと言ってるわけではありません

Z120BW(名前付けて欲しいな)はとても一般的な音を出してくれます
この安さと小ささで、こんなに普通な音がするスピーカーを私は他に知りません
これがなければ、もはや私は音源を作れません

ではなぜ“普通な音”がメリットなのか?
ざっくり解説します

“良い音質”ってなんだ?

良いスピーカーの選び方のコツであれば断言できます

「素材そのものを鳴らしてくれるかどうかで選ぶ」

これはイヤホンやヘッドホンも同じことが言えます

どういうことかというと、“料理”に例えるとわかりやすいです

“音”を”味”で例えてみる

多くのスピーカーは「高音質」「低音強化」など様々な謳い文句が書いてありますよね
それらはつまり「スピーカーが味付けしちゃうぞ」ということなのです

あなたが「全てマヨネーズ味で食べたい」とはっきりしているなら、何にでもマヨネーズをかければいいですよね
これが“好み”ってやつです

しかし料理人からしたら、自分の作った料理全てにマヨネーズをかけてほしいわけがないですよね
もっと言うと、マヨネーズで食べて欲しい料理には、すでに適量のマヨネーズをかけた状態で提供してくれています
それに更にマヨネーズをかけるのはナンセンスですよね

我ながらとても分かりやすく解説できました(笑)
「プロが作った作品そのままを楽しもう!」
あらゆるもの全てこれに尽きます。

しかし、素材そのままの作品を楽しむことはほぼ不可能です
自宅に専属のシェフを雇わないとですよね

音楽で言えば、「目の前で自分のためだけに生演奏」をしてもらわないとです

でーもくん
でーもくん
じゃあどうしたらいいんだ?

えんじちゃん
えんじちゃん
プロはちゃんとお客様をイメージして作っているの。説明するね♪

プロが作る音質

「音質はどこまで求めたらいいのか問題」は恐ろしく長くなりそうなので別記事を用意するとします
ここではざっくりと解説してみます

ポイントとしては、いくら音質にこだわって作っても
お客様が
・どのようなシチュエーションで
・どのような機材で
聴いてくれるかはわからない

ということ。

例えば適当に羅列すると

  • イヤホン
  • ヘッドホン
  • スピーカー
  • CDコンポ
  • カーステレオ
  • パソコン
  • スマートフォン
  • テレビ
  • iPod
  • YouTube
  • ニコニコ動画
  • iTunes
  • ファイル形式
  • 自宅
  • 森の中
  • 防音室
  • 騒がしいカフェ
  • ドライブ中…

挙げたらキリがありませんね。

  • 完全な無音状態で
  • 最高品質の機材で
  • さらに灯りを消して目を閉じて

こんな風に作品を聴いてくれるのがそりゃあ一番ですが、
「そんな状況で聴くお客様は一体何%いるの?」
という話です

つまり、一般の方が普通に聴いてくれることを想定し、聴きやすいよう調整するのがプロです

全ての環境下で試すのは無理ですが、私の場合はiPhoneに入れて外に持ち出します
そして”いろんな場所”で”いろんな方法”で聴いてみて、

「このシチュエーションではここが聞き取りづらいな~」
「ここは逆にちょっと目立っちゃうな~」

とメモを取り帰宅し再調整して、妥協点を探っていきます

“妥協”と言うと聞こえが悪いですが、全ての環境にマッチした完璧な音源は存在し得ません

そこで普通を追求し、たどり着いたのが「Z120BW」(なんて呼んだらいいんだ)です
エンジニア仲間の間でも評判が良く、重宝しています

このスピーカーでまず”普通”を知り、「もっとこうだったらいいなあ」と思ったらそれがあなたの好みです
あとはマヨネーズをかけたり、醤油をかけるなりしてください

ですがまずは制作者側の意図を汲み取り、素材本来の味を楽しむことが大事だと強くお伝えしたいのです

ちなみにおすすめのイヤホンは

私が制作用に愛用しているのは、Appleの「EarPods」です。
iPhoneやiPodを買ったら付いてくるものですね。

【Apple純正品】Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug

実はこのイヤホンなかなかの優れもので、「素材本来の味」という点でかなり高評価なんです。

「耳栓タイプの方がいいんじゃないの?」
と思う方も多いと思いますが、これもまた好みです

会話や環境音を問題なく聞けて、これだけはっきりと音源が聴けるイヤホンはそうはありません
「そういえば家にあるなぁ」なんて方は是非使ってみてください

ただご購入の際には、
Apple純正品だと思ったらパチモンだった!
なんてレビューも多いのでご注意を…

おまけ<音質比較>

スピーカーの音質をお伝えするのは不可能ですが、参考までにこの条件下で録音したものをお聴き下さい。

  1. 何も繋いでいないPCの音
  2. Z120BWを繋いだ音
  3. →これらを交互にiPhoneで録音

ご説明したとおり、あなたがどこでなにで聴くかで変わりますが、あくまで比較として。

うーむ、やっぱり聴きやすいですなあ。

まとめ

まとめ

  1. 味付けしないスピーカーを選ぼう
  2. 普通を知って自分の好みを知ろう
  3. 制作者側の意図を汲み取ろう

いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したスピーカーはとにかく安いので、気軽に試せると思います
何と言っても音質が普通なので、低音が響きすぎてご近所迷惑になったりする心配もありません

私は映画やゲームもこの子で完結しています
是非試してみてください

ぴく
ぴく
それではみなさん、良いオーディオライフを★

LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW

【Apple純正品】Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug

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