「バイアス」を意識するだけでもガンガン成長できる話
毎日「これトラウマになるだろなあ」という出来事が起きていて笑えてきた細見豊です。
僕の視覚と聴覚を、常にバックアップを取るか、生中継してアーカイブ残したいな。
めちゃくちゃバズると思う、そんなことしねぇけどさ。
今日はちょっと抽象的なお話なのですが。
「バイアスを常に意識するだけでもガンガン成長できる話」を記録します。
“バイアス”というのは簡単に言うと思い込みのことで。
固定概念に捕らわれちゃって他の選択肢が見えなくなっちゃう、みたいな感じですかね。
「お菓子食べよっと!あ、今2時半か…あと30分待つかな。」
みたいな感じです。
なんとなく「おやつは3時」って気がしちゃってるわけです。
もちろんこれ、人によってはピンと来ないですよね。
人それぞれ、そして時と場合により、バイアスは変わってくるわけです。
さっきの例えのまま説明すると、「おやつは3時」というバイアスにとらわれている人は、おやつを3時にしか食べられないわけです。
そんなバイアスがない人は、1日24時間、いつだっておやつが食べられます。
おやつを食べることが良い悪い、の話ではもちろんなくて。
バイアスにとらわれていると、選択肢がなくなり、行動パターンが決まっちゃって、可能性が極端に減っちゃう、という話です。
もっと言うと、「おやつは3時」が習慣になりすぎて「3時はおやつの時間」と思い込んでしまい。
「なんで3時なのか?」どころか、
「なんでおやつを食べているのか?」すら考えることができなくなり、バイアスの罠にはまっていきます。
思考停止してしまうということです。
つまりこのバイアスの恐ろしいところは、「気づけない」というところなんです。
気づきさえすれば、考えて、行動をより良い方向へ持って行ったりという努力ができますが、気づきすらしなければ改善しようがありません。
そしてこのバイアスというものは、どんなメンタルの達人でも必ず陥ってしまいます。
バイアスから逃れることは不可能なのです。
だから、「バイアスを常に意識するだけ」でも全然違うんです。
バイアスを知りもしないと、気づかないことにすら気づかない。
常に頭の中をチェックして、
「自分は今もしかして、バイアスに陥っていないか?」
と問いかけ続けると、「危ない、思考停止していた、なんでこれをやってるんだろう、こっちの方がよくね?」という風に、常に疑いをもって考えることができます。
何も考えずに習慣に従っていると、例えば「そういったビジネス的なもの」にはまってしまったりします。
例えば僕は、「朝食は必ず食べなければならない」というバイアスから逃れることができて、朝食をやめました。
(もちろん科学的根拠に基づいたやり方、栄養管理、身体に合うか?など実験済みです)
「”朝食”は、エジソンがトースターを売るために作った」って知ってました?
諸説ありますが、そもそも狩猟採集民時代は、朝起きたら食料がある、なんてことはありえなかったわけで。
朝食という存在は不自然なんです。
話がそれそうなので、まあそんな感じで、「常にバイアスを意識するだけでもガンガン成長できる」というお話でした。
僕はバイアスの存在を「知った」おかげで、人生ってめちゃくちゃ自分で変えていけるんじゃん!ってなってとてもハッピーです。
皆さんは疑問に思ったことすらない「謎の習慣」とか、ありません?