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「友情」があれば敵と上手に戦えるのでは?

自分の動画を見て、「なるほど!面白い!」と独り言を言ってしまうナルシスト細見豊です。
あえて失敗したことによってちょっと吹っ切れました。

さて今日は、「友情があれば敵と上手に戦える」ということを記録していきます。
僕の永遠のテーマが解決できたかもしれません。

最近は「友情」を徹底的に考察していて、どうやら人類に一番大事なものは友情だと僕は結論付けています。
しかし「みんなともだちー!」としてしまうと、やはりデメリットはあります。
嫌な奴とも友達にならなければならない=嘘をつかなければならないということです。
「絶対に戦えない」ということでもあります。

人間ですから、そりの合わない人は必ずいます。
そりの合うフリをしてくる人もいます。
しかし人間ですから、そういうことは表に出さず上手に付き合っていくべきです。
ここで僕が思ったのは、「ジャンプの主人公たちはむっちゃ怒ってる」ということです。

「みんなともだちー!」と友情第一を掲げるとなると、絶対に悪口を言わない、にこやかハッピーなキャラクターを目指しかけていました。
しかし、やはり嘘はつきたくないですし、僕の目指すヒーローは、「嘘をつかず感情を全部伝えちゃう人」です。
では、悟空もルフィもナルトも、なぜたくさん怒ってたくさん戦っているのに、ヒーローなのでしょうか?
感動できるのでしょうか?

それは、「仲間のために怒っている」からだと思います。
悟空がスーパーサイヤ人になれたきっかけは、ご存知の通り「クリリンのことかー!」です。
ルフィは自分のことを攻撃されたりけなされたりしてもヘラヘラしていますが、仲間のためだったら世界がひっくり返るほどブチ切れます。
つまり、仲間がいれば敵と戦えるということです。

もう少し分解するとたとえば、僕は何でもかんでも一人でやらなければならないと思ってやってきました。
たった一人で頑張っていると、誰か敵が現れたり、アクシデントがあると、それは全部自分だけの邪魔者です。
ここで文句を言ってしまうと、「自分のために怒っている」わけですよね。
それは他人には伝わらないし、どれほど相手が一方的に悪者でも喧嘩両成敗になってしまいます。
挙句の果てには「文句ばっか言ってる性格の悪い奴」になってしまうわけです。

ですが、仲間と一緒に何かを頑張っている人は、この頑張りを邪魔された時、チームに危害が加わっているので、仲間のために戦うことができます。
「おれのことは好きに言え、だが、仲間を悪く言うやつは許さねぇ!」ってな感じ。
そこまでベタじゃなくても、「他のお客様に迷惑が掛かりますので…」とかもそうですね。

それに、仲間とムカつく出来事を共有できているので、怒っている理由も伝わります。
そして、自分個人が攻撃されたときは怒れないけど、「自分のために怒ってくれる仲間」がいたら最高ですよね

この仕組みに今朝気が付いて、愕然としました。
僕がずっとうだうだ言っていたのは、すべて自分への攻撃に対してでした。
なぜこんな理不尽なことをされても、こちらは反論することが許されないのか。
攻撃したもん勝ちじゃないかと嘆いていました。
それは、「一人で頑張っちゃってたから」だったんです
これには参りました(笑)

絶望しましたが、「友情」というものをまた少し明確化することができました。
つまり、自分からは発信してはならない「努力」と「文句」、友達のそれらを僕が応援し僕が戦えばいいんです。
「みんなともだちー!」ではなく、「この人の代わりに怒れるか?」で選べばいいのです。

僕は今、絶望的な人生を送っていて完全な一人ぼっちです。
でも、「降りかかるストレスを代わりにぶっ飛ばしてあげたい友達」と考えるとめちゃくちゃたくさんいます
良かった。

皆さんは、自分の代わりに怒ってくれる友達、いますか?