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「戦略」は立てずに、「方針」に従うって話。

ぴくちっぷ

病院で採血をしたら失神してしまった細見豊です。
情けなすぎる…。

ボディスキャン瞑想(自分の体の部位ごとの感覚に意識を向ける瞑想法)を続けていたせいか、血管に針が刺さって、血が流れていって、自分の体中の血管に意識が向いて、なるほどおれの中では常に血が巡っていて…とか思っていたらバタンキューでした(笑)

さて今日は、体調も最悪で、状況も最悪で、メンタルも終わっているので、さらっと大事なことを記録しておきたいと思います。
それは、「戦略を立てない戦略」についてです。

今回僕が行なったクラウドファンディングだったり、SNSの使い方だったり、普通のミュージシャンの戦い方だったり、ビジネスだったり。
そういったものを、
「もっとこうしたら良いんじゃない?」
と教えてくれる人達が増えました。
これはもう、めちゃくちゃありがたい事です。
今まで「助けにくいやつ」だった細見から大きな進歩です。
(本当にありがとう!)

なんですが、「SNS戦略」についてだけは、もう僕の答えは決まっていて。
そういう「正攻法」「攻略法」つまりは「世の中の正しい戦略」が、すべて小賢しく思えてしまったんですよね。
僕はもう、「知らない人に向けての発信」はしないです。

例えば、僕は卓球部でしたが。
卓球って、ネットに当たってから入ったり、卓球台の角に当たって変な方向に飛んでっても、こちらのポイントになるんですよね。
なので極論、全てのサーブやレシーブを卓球台の角に当てたら超勝てるんですよ。
もちろん、それがドラマチックな場面で起きたりして、盛り上がったりするのも確かなんですが。
はじめからそれしか狙ってない奴がいたら…どうでしょう?

卓球の勝ち筋の一つとして、「卓球台の角に当てる」というのは正しいようにも思えます。
ですが、もしそれを極めて、全てを角に当てる選手がいたら、最初はすげーすげー言われて、対戦相手も会場も楽しいかもしれませんが、それってつまり「相手がいらない」ですよね。
「そりゃ君の勝だけど、それが何?」という話です。
卓球してないんですよね。

これはまったくの好みなので、他の戦型を馬鹿にするわけでは決してないのですが、だからこそ僕は、「攻撃しかしないペンホルダー」で、ドライブやスマッシュを決めまくるプレイを愛しています。
相手の調子が悪ければ、ミスを待てば勝てるのですが。
だったら美しいフォームでかっこいいドライブを決めて勝った方が、僕は絶対にいいと思っています。
ここで強く主張したいのが、そうと決めたのなら、待ってりゃ勝てる試合でも攻めまくるんですよ。
負けても良いんですよ。
「待って勝つ」のと、「攻めて負ける」の、どっちが仲間の為になるか?です。

「いやなんでも良いから勝ってくれた方が良い」って?
ちょっと例えが微妙でしたね(笑)
きっとこれを読んでいるあなたには伝わったと思います。
(このセリフが出たら要注意、言い訳してるぞ!)

要するに僕が言いたいのは、「戦略」じゃなくて「方針」を決めようよ、です。
僕は、「ああして、こうして、こうなったら、こうなるから、こうする!」みたいに戦略を立てがちです。
今まではずっとそうやって生きてきました。
これからはもう、そんなこざかしいことはせずに、「全部フォアハンドで攻める!」これだけです。
それ以外はやらない、という「方針」ですね。
なのでカットマンだろうとツブ高だろうと、ポリシーを決めとけ、ごにょごにょやってんじゃないよ、という話でした。

今の僕の SNS の使い方や発信方法では、確かに内輪ノリで、外に広まっていかないと、誰がどう見ても戦略的には非効率的です。
でも、それでいいんです。
それを証明していきますので、もどかしいかもしれませんが、ちょっと待っててね。
そもそもあなたが気にかけてくれていることが、めちゃくちゃ嬉しいですよ。
ほら、アドバイスしたくなっちゃうってことは…僕との友情が深まってきてるじゃないですか。
あれ?なんか小賢しいですね(笑)

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