アイディアとは、同時に2つ以上の問題を解決するもの
父にプレゼントしたでっかいケータイ(タブレット)が故障してしまい、購入した電気屋さんへ。
すると担当してくれたおじさんが覚えてくれていて、隣りのdocomoやらauやらの方たちも「良い息子さんだ」なんて褒めてくれまして泣きそうな細見ですこんにちは。
人生が毎日めまぐるしく変わっていって、それに絶望したり「おれは天才だー!」と一喜一憂。
そういうのに柔軟に対応して、楽しんだ奴が勝つんだなって実感しています。
みんなはトラブルも楽しめてる?
毎日じたばたしていたぼくは「クラウドファンディング」なるものに目が止まりました。
・目的を掲げて支援金を募る
・集まったお金で何かを成し遂げる
・支援してくださった方々にはプレゼントをご用意
ざっくりこんなかんじでしょうか。
末期癌の父を救うにはこれが最適解じゃないか?と思いついた瞬間、2人の親友に電話しました。
目的としては、「父の闘病生活に充てる資金を集めたい」
そして、「音楽で救いたい」
(自分のせいで息子の夢が止まっているという罪悪感をぶっ飛ばすため)
最後に、「おれには仲間がいっぱいいるんだぞ!」と安心させたい。です。
僕は10年間ライブハウスでがむしゃらに歌を歌ってきましたが、ただの一度も父は僕のライブを見たことがありません。
なので父のためだけにライブをします。
「いや勝手にしろよ」って言われたらそこまでなんですが…
音楽ライブの新しい形をぶち上げられる気がしています。
お客さん・演者さん・スタッフさんの垣根なく、全員で1人のために無償で音楽を届ける。
できる、絶対にできる。
まさかこんな形でおれがずっと抱いてきた「ライブ活動の違和感」をぶっ飛ばす方法が生まれようとは。
今のところ、会場に足を運ぶのは難しい状態かもわからないので、病室に生配信しようと思います。
そして、その映像作品を YouTube に投稿し、参加してくださった方の思い出にも残り、皆さんのお名前を頂戴し、つまりはスポンサーになっていただく形です。
そして未来永劫、このプロジェクトをみんなで作ったと言う証が残ります。
演奏してくれる方、(“笑顔”という演奏でも構いません)、観覧したい方、メッセージをくださる方、
今の僕には何の影響力もないので、そんなもん見返りと呼べやしねぇですが…
どうか一緒に僕のお父さんに、「最高で最強にハッピーな初めてのライブ」を一緒に作っていただけないでしょうか?
(これから死ぬ気でハッピーなリターン考えます)
まだ思いついたばかりのことを書き連ねているだけなので、これからしっかり決めていきますが、そんなことをやります。
やり方もなにも分かりません。
でもやります。
「アイデアとは、同時に2つ以上の問題を解決するもの」
僕の尊敬する、「任天堂の宮本茂さん」の言葉です。
アイディアを振り絞って、今後の人生で僕に関わる全ての人を、同時にまとめてハッピーにしまくってやる。