誰かの記憶に残るということ。
リングフィットアドベンチャーの腕の筋トレ担当キャラに職業を言い当てられたほそみゆたかです。
#音楽トレーナーの音の仕立て屋さんと申します

さて今日は「誰かの記憶に残るということ」というタイトルで記録しておきます。
なんだろう、日記です。
ぼくにとっては
先日、旅行にいきまして。
1年間ホームレス生活を余儀なくされたあの頃、リゾートバイトを転々としていまして。
#前フリのボリュームがデカすぎる
その時に2ヶ月間、社員寮に住み込みで働かせて頂いていたホテルに、改めて泊まりに行ったんですよ。
そこはかなり規模が大きくて、しかもあの頃はリゾートバイトだらけで、たった2ヶ月ですし、6年も経ってますし、ぼくのいた痕跡なんてものはチリ一つも残ってやしないだろうなと、むしろ安心して遊びにいきました。
#チリ一つも
#工藤新一の言い方
1年間で5回引っ越ししたんですよ笑
他のところでは、接客をさせて頂いていて、表に出るお仕事だったのですが、
そこでは裏方業務をしていたので、あの頃のお知り合いとは、お客として泊まりにいっても会うことはないだろうと。
そしたら晩御飯のビュッフェ(日本一の規模!)(絶対に全種類食べきるのは無理!)で、当時お世話になった社員さんが、表に出てお手伝いもしてらしたんです。
もう、いろいろ込み上げて来てしまいまして。
ほんとトンデモ規模のホテルなので、絶対会うことはないだろうと。
そもそもまだ働いてらっしゃるかもわからないしね。
でもさ、社員さんはぼくのこと覚えてるか微妙ですよね。
まあぼくにとっては一生忘れられない経験でしたけども。
ホームレスで住み込みで働いた時の記憶ですから笑
社員さんにとっては、たった2ヶ月だし、リゾートバイトの人材なんて何十何百と教えてきてるだろうしね。
それに、仕事だけの関係なので、プライベートで飲みに行ったりとかもなかったし、一緒に休憩入るとかもなかったんですよ。
「音楽活動をずっとしてきて、リゾバでお金貯めたら音楽教室を開こうと思ってるんです」
と言った記憶はあって、それで社員さんからは、
「ぼくも昔音楽をやってて、かなり激しいジャンルをやってたんだよ〜」
なんて話を仕事中にしました。
そんなことも、ぼくは覚えてるけど、社員さんにとっては、ねぇ?笑
他者志向精神からすると
それに、こういうときに「ぼくのこと覚えてますか?」って話しかけるのって、意味不明じゃないすか。
何か一緒に取り組む機会に、コミュニケーションを取らないと不自然なときに、それを言うのはアリですけども、
ほとんどの場合、紛れもなく自己中心的な行動だとぼくは思ってしまいます。
「お久しぶりです!」
「おお!久しぶり!」
とならない限りは、つまり覚えてるか微妙なときに「覚えてますか?」ってのは、お相手に負担を強いているのでね。
#考えすぎだろ
「覚えてますか?」
→「どちら様ですか」
「そっか…しょぼん」
「覚えてますか?」
→「もちろんさ!」
「わーい!」
これ、自己中っすよね()
なのでこういう時に何もしないぼくです笑
でも、何度も話しかけるチャンスが訪れ、そこまでお忙しすぎて喋ってる暇などない!って感じでもなかったし、
「いつかお礼が言いたかったんです、あの辛い時期に本当にお世話になりました!」
と、覚えてるかどうかを問いただすのではなく、感謝を伝えるだけなら、ワンチャン、社員さんも嬉しい気持ちにはなるんじゃねぇかなと、半分他者志向、半分自分のために、話しかけてみたんです。
まずはお名前をお呼びすることから。
そしたら店員さんに助けを求める客ではなく、知り合いである前提から話が始まるのでね。
「○○さん、お久しぶりです」
そしてお相手の反応を待つのが普通だが、それをしてしまうと「覚えてますか?」の圧になってしまうのですかさず身元を明かしていきます。
「ぼく、5,6年前にリゾートバイトで働かせて頂いていた…」
「細見くん!」
「あっあっ」
もうね、嬉しすぎて涙腺が一気に「いっとく?いっとく?」って聞いてくる感触がありました。
なんと覚えてくださってたんです!
まあここまでフリがあれば、というかタイトルからしてそうなんだろうなとは思っていたでしょうけど!
#それからどしたの
こういうとき、とっとと自分の名前を名乗り、どこでどんなことを一緒にした人物なのかを申し出るのがマナーですよね。
そしたらお相手は、「あの時のね!覚えてますとも!」
と、名前や顔は覚えていなかったとしても、そのことは覚えてたりするので、逃げ道が出来るんすよ。
コミュニケーションの親切さは、お相手に逃げ道を常にご用意すること。
断りやすくしておくとか、そういうこと!
#これ、鉄則やで
にも関わらず、ぼくが名乗り出る前に「細見くん」と名前を呼んでくださったんですよ。
こんなに嬉しいことはないね!
しかもそのあとに、
「どう?あれからまだ音楽はやれてる?」
って、音楽活動をしていたことも覚えてくださっていて。
そして粗相をヤラカシタ他のリゾバの人の話も出て来て、もうね、ぼくのいた2ヶ月間の全てを記憶されておられまして、もう、神かよってなりました。
#本当に驚いた
リゾバってさ、言い方は良くないけれど、ばんばん来ては、ばんばん辞めていくんですよ。
1泊だけしてトンズラするやつとかもいるらしく、記憶に残りづらいと思う。
話してみて本当に嬉しかったし、何より喜んでくださったようでしたので、ほんと、よかった、あの頃のぼくが、報われた心地でした。
で、だからどしたの
でね?長い日記になってしまいましたが、記憶については昔からよく考えていたんですよ。
ぼく、短期の記憶力がとても自慢なんですよ。
なので学校のテストがまじで得意だった。
短期の、というのは、すぐ覚えられるけど、すぐ忘れられるってことでもあって。
つまり「これはもういらないな」ってことは忘れていけるからこそ、新しい記憶をすんなり入れられるんだろうなと。
なので、果たして記憶力がいいのか、忘却力がいいのかは、ちょいと自分では分からんところ。
とはいえ、やはりトラウマとか、辛い記憶ってのはなかなか消せない。
それって、生きてる上でふとした瞬間に思い出すから、つまり再放送するから記憶に残りやすいんですよ。
リアタイで1回だけ観たアニメより、再放送や録画で何度も見たアニメは、そりゃ記憶に残りやすいよねと。
忘れそうな頃に思い出しては、また新鮮な記憶として復活するわけですよ。
でもそれって、生存戦略的には理にかなっていて。
要は失敗したり、嫌な気持ちになったことは繰り返さないように、次からは避けて生き延びられるようにと、ミスしたとこは覚えておいたほうが今後役に立つ、というか効率よく生きられるわけで。
なので一度間違えた方が勉強も躾もイイとされてるんですな。
もちろん、思い出すたびにまじで心を病んでしまっては本末転倒なわけで、理解した上で向き合わないとですがね。
反対に、ハッピーな出来事は、思い出す度にハッピーになれるなら、何度でも再放送をみる価値はありますよね。
なので、どちらにも記憶に残すメリットはあるっちゃあるわけです。
かといって、どんなにハッピーでも忘れることはあるし、何を残しとくか?って完璧に取捨選択出来るわけではないけどね?
ぼくも勉強やトラウマに関しては、記憶と向き合うのがどうやら得意かもってだけで、ロボではないです。
そんな小難しい前フリをして何が言いたいかって。
記憶というものは理由があって残すもんだし、キャパには限りがあるわけですよ。
#ヒソカ的にはメモリと呼ぶ
なので、誰かの記憶に残るってことは、とても誇らしくそしてありがた〜いことなのですよ。
毎日顔を合わせる職場や学校から離れたとしても、人様の貴重なメモリの中に、細見豊というフォルダは保存されていて。
それを持ち歩いて人生を過ごしているだなんて、こんな恐れ多くも有難いことはないわけですよ。
より多くの人の脳内に焼き付けてやるぜ、という野心は今のぼくにはありませんが、
誰かにとって、大事なデータでありたいなと、たまに見返してハッピーな気持ちになって貰いたいもんだなと。
そんなことを思いながら、旅行を味わい尽くしてきました。
おわりに
だらだらと長文になってしまいましたが、こんなことを日々、思いながら今日もぼくは生きています。
このブログも、遺書のつもりで書き始めたので、誰かの脳内に残らなくても、サーバー内には残り続けます笑
どなたかの記憶に残ってやる、というのは自己中心的ですが、
あなたの辛い記憶の代わりになれればな、とは思っています。
それではまた、ここでお会いしましょう。
お読み頂きありがとうございます☆