値段設定について考える
生徒さんたちの作品創りに携われて幸せを嚙みしめているほそみゆたかです。

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さて今日は「値段設定について」の思考回路を記録しておきます。
最近、ホームページに記載する料金を、徹底的に適正価格に設定し直しまして。
「値段」ってなんなんだろうと考えるイイ機会になったので、記録しておきます。
自分の時給っていくら?
みなさんは、自分の時給って決められます?
クソムズイと思うんですよね。
ちなみに埼玉県川越市の最低時給は1,141円だそうです。
ぼくが学生の頃は、地元が東松山でもっと田舎寄りだったのもあるけど、750円くらいでした。
それに比べりゃ、普通に働けば結構貰えるんだなあとまず思いまして。
ひとまず、自分に何の能力があるとか、知名度がどうとか、そういうのが空っぽな人間だとしても、1時間レンタル1,141円をスタート地点と考えましょうか。
(そんな単純な話じゃないけどね?)
それを最低ラインとして、誰をレンタルしようが同じだぜって中から、自分を選んで貰うには、選び続けて貰うには、何かできること、考えようぜってのが、大事なんだと思います。
例えば
あなたに例えば「ラーメンに詳しい」っていうスキルがあるとして。
(実際に生徒さんにしたアドバイスです)
空っぽ人間1人をレンタルすることにプラス付加価値「ラーメンに詳しい」を武器に、1,141円以上のお代を頂くには、と考えたら、なんかいけそうじゃないです?
例えば、ぼくは二郎系とやらに行ったことがなくて、ルールやしきたりが全く分からない。
ので、同行してくれて、解説してくれたら、付加価値になりますよね。
誰でもイイから一緒に来て欲しい、なら1,141円でレンタル出来て、でも今回は「ラーメンに詳しい人」をレンタルしたい、って需要があって。
そしたら2倍3倍と値段がつきそうです。
でも、ぼくはラーメンを食べにいきたくはないので、ぼくにその商売は成立しません。
#ちゃぶ台返し
なので求められているところへ自分から行かなきゃだし、「ラーメンに詳しいです」と発信していかなきゃです。
そうすれば誰にでもちゃんと時給が上がる場所があるはず。
逆に、ちゃんと頭と足を使って探しにいかないと、誰の役にも立てない。
つまり、最低時給1,141円すら下回るぞ!
ぼく、ラーメン食べたくないもん!
#伝わった?
値段は信用
前回、信用について書きました。
適正価格ってのも、信用ですよね。
前にも書いた気がするけど、例えば「安い」ってのは信用が下がることがあって。
あなたが、風邪をひいてお薬を買いに行ったとします。
3,000円くらいの商品がたくさん並んでる中、「300円」「他者より安い」「セール中」とか書いてある薬があったとしたら、買わないっすよね笑
そりゃ誰しも、安く済むならそれに越したことはないけど、でも納得感を持ってちゃんと払ってちゃんと価値を購入できるなら、高い方がイイんです。
で、ムズイのは「ボイトレ」のような、物質じゃないサービス業。
これはもう、全国的な平均や相場を参照するしかないっすよね。
ぼくの場合は、業務委託先の音楽教室さんを基準に設定しました。
音楽教室さんでは、45分5,500円。
ぼくは1時間4,000円にしたんですが、これ、相場からしたら激安です。
(相場は1時間6,000円)
でも、田舎モン貧乏シンガーソングアルバイターだったぼくからしたら、時給4,000円と考えるとあり得ないぼったくりです。
高すぎます。
ちなみに音楽教室さんは、求人に書かれている値段は時給1,200円。
(1レッスン45分=900円)
ぼくは自宅でレッスンをするので、スタジオ代や移動コストも掛からず。
仲介を挟まないので天引きもなく、丸ごと利益になるわけですから。
#税金は払ってますからね
1,141円にプラスして、約4倍の付加価値をぼくは果たして提供出来ているのかと思うと震えます。
なのでご受講して下さって感謝感激だし、何が何でもご満足頂けるよう命懸けでレッスンしてます。
#まじで
#ぼくに仕事をくださって有り難う御座います
というのはぼくが思っとくだけのことなので、もう少し話すと。
ぼくの中では、時給4,000円はバカ高いのでもうほんと恐縮なんですが、でも相場からしたら安いわけで。
問題はそっち。
安いってことは、信用が下がるリスクがあるんです。
で、安いってことは、「安さで選ぶ人」の目に留まるのです。
ここ、言葉を選びますが…
安さで選ぶ人を引き寄せといて、「安いからって舐めないでくれます?」って態度の人には、なりたくないなと。
#言葉、選べてる?
ぼくが安く値段設定出来ていた理由は、そもそも相場が高めってのと、自宅で展開するからコストをほぼ考えなくて良いってことも大きいですが。
「ご新規さん宛てに発信してない」ってとこなんすよ。
これはいつか書いとかなきゃなあと思っていたやつ。
「川越のボイトレ教室」「地域最安値」「信頼の実績」とか、一言も言ってないんすよ、ぼく。
なので、「安いからきました」みたいな連絡は来ない設計になってます。
#一見さんお断りってやつ
#もちろん断ってはないけどね?
なので、安く設定出来ていたわけです。
で、最近有難いことに、ご紹介頂けることが増えまして。
そこで、初めましての方をお相手にしたときに、「4,000円でやってます」ってのが自己紹介になるわけで、これ、宜しくないなあって。
せめて表記の上では相場の6,000円としておいて、
「○○さんのご紹介なので4,000円でお受け致します」
「通って頂いてる生徒さんには4,000円でやらせて貰ってるんです」
と言えばイイだけのことなので、わざわざ「ぼくは安いです」を発信する必要ないなと。
そう思って、レッスン以外のミックス作業やらも全て相場を調べ、そして自分の実績とスキルと手持ち機材のランクとを加味して、現在の値段設定になりました。
かなーり考えて設定してますので悪しからず。
そしてこれを読んでくれているような方に相場の値段のままで提供する気はあんまりないので悪しからず笑
価値を下げない
値段を下げるのは簡単ですが、信用を落とさないように。
そして、自分の価値を下げないようにもしなきゃなあと思いました。
ぼくはこうみえて(どうみえてる?)自己評価が激低なので、自分の価値を下げがちだなあと。
これはもう、育ってきた環境が違うからbyセロリなのでしょうがないんです。
でも、相場や実績を分析して、しっかり価値を把握しないと、結局人様のためにならんのです。
自分のために、おれってすげーんだぜとアピールするのも、おれなんてどうせ…とアピールするのも勝手ですが、人様のために「おれってすげーので安心して下さいね」を提供するのは、やっていかないとかもなあと。
闇雲にひたすら音楽してたら、そういえばレッスン数1位だったし、そういえばDTMスキルや作詞作曲やいろいろ出来るよなあってだけなんですが、これは価値になるし、人様のお役に立てるはず。
おれなんて…とか言ってたら役に立てませんからね。謙虚とネガティブを履き違えないように。
自宅でレッスンしてるからコストがほぼ掛からないってのも、ぼくが戦略的に選んでミュージションを獲得したわけで。
それは価値です。
普通は、予約が入ったらスタジオを予約して、スタジオ代が掛かって、キャンセルがあったらスタジオ代は頂かないとだし、連絡や工数がさらに増えてコストになって、っていう。
それがないのは、ぼくがこの戦い方を選んだから。
ぼくにはそのコストがないから安くしようってのは、お客さんからしたら関係ないし価値が逆に下がる恐れがあることは肝に銘じておかないとね。
それに、「そっか、ぼくって1時間6,000円の価値を提供出来るんだ」って思えたら、なんかいろいろ見えてきまして。
もちろん、「ボイトレの相場」ってだけで、ぼくの価値が時給6,000円っておのぼりさんにはなりませんけれど、でもそんだけ価値がある(と全国的にされているのなら)もっともっと役に立てそうじゃん!と思えたんすよね。
というか、もっともっと役に立たないと、やばいだろ!
まだまだ、やれることあるよね!!
まとめ
長くなりましたが、そんなこんなでホームページを改善したよっていう、お金と信用の話でした。
こういうのって、「自分の中だけで思っとけ」って話ではあるんですが、誰かの刺激にもなれる話かもなあと、記録した次第です。
それにしても、1時間6,000円ってさ、1分100円ですよ…震えますよね…。
価格設定したからには、その価値に値する人間であらねばなりません。
より一層、プロ根性をバチバチに発揮して死ぬ気で役に立ちます。
ほんとイイ機会になったなあ。
覚悟がアプデ出来た気がします。
さあ、役に立たせろい!
