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金持ち嫌いは参勤交代のせいらしい

ぴくちっぷ

リングフィットアドベンチャーのストーリーモードが永遠に続いて欲しいと願ってやまないほそみゆたかです。

#あえてググってないが #いつまで続くんだ

さて今日は「金持ち嫌いは参勤交代のせいらしい」という小話をば。

日本人の嫌儲バイアス

嫌儲(けんちょ、けんもうなど)ってのはネットスラングで、その名の通り「儲かってるやつ、嫌い!」という文化のこと。

「自分はこんなに頑張ってるのに、お金がいくらあっても足りない!」

という渇望感から始まり、

「そんなに儲かっているなんて、悪いことをしているに違いない!」

てな思考になっちまうわけですな。

こう聞くと妬んじゃうのは自然な流れな気がしますが、日本人は特に嫌儲バイアスが強いらしく、海外では不思議な思考だそう。

例えば「投資」が日本ではあまり一般的ではないため、「スポンサー」の仕組みすら分からず攻撃しちゃったり。

ちょっと高いけど優遇されるようなサービスがあれば、悪口を言っちゃたりするのは変です。

「多くお金出してくれてあざーす!」って感謝しなきゃなんですよね。

このへんはテーマがずれそうなので割愛しますが、とにかく「なんで日本人は嫌儲バイアスとやらが強いのん?」って話。

これが江戸時代の「参勤交代のせい」らしいってのがオモシロイんすわ。

参勤交代

なんか小学校で習いましたねえ。これってなんなんだか覚えてます?

内容はめっちゃシンプルで、「幕府が大名を1年ごとに江戸に住まわせる」って制度です。

簡単にいうと「偉い人が毎年部下にお引っ越しさせた」みたいな感じ。

これ、みんなはどう習いました?

ぼくは正直、歴史にまったく興味が持てずちゃんと聞いてなかったのかもしれませんが…。

「なんでそんなことさせたんだろ?部下と仲良くしたかったのかな?」とか思った記憶があります。

地方の大名がこっそり反逆の意思を募ってるかも!ってのを阻止しようとした、ってのはまあ、間違いではなかったんですが。

本当の狙いはもう、笑っちゃうほど単純で「お金を使わせる」ことだったんです。

#みんな知ってた? #授業でほんとに言ってた?

つまり部下がこっそりお金を蓄えまくったら、人も武器も集まっちゃって勢力がつよつよになって幕府的にはまじコエーみたいな。

なのでシンプルに「ただ移動させる」ことで旅費をかけさて、集団をばらけさせ、武器をとっておけなくして、と全てを解決したわけですな。

#アタマイイなあ

場所によっては往復で10億円とかかかったらしいので、とんでもイベントすぎて笑えないっすね。

で、「参勤交代のせいで金持ち嫌いにどうしてなるの?」ってのが本題。

お金で悪だくみなイメージに

表向きは「大名と仲良く」みたいな制度で、これに逆らえば「反逆者」になってしまいます。

お金を使うことを渋れば、「人や武器を集めたいに違いない」ってなる。

なので大名たちがお金が儲かっていることを「隠す」ようになっちゃうのは自然な流れ。

「隠す」ってことはやましいからだ、てゆうかめっちゃ年貢おさめてるのにお金がないなんておかしい!お金持ちは悪い奴だ!

はい嫌儲バイアスの完成、なのであーる。#雑

実際、幕府にお金を使わせられるので、ズルしてもっと民からお金をとろうと悪いことをしちゃう大名もいたことでしょう。

でも、現在では権力の象徴ではなく、お金とは価値の対価であって、儲かっている人は人の役に立っている人であって、感謝の対象です。

それを攻撃してしまうから、お金を隠すようになり、使わなくなり、経済が止まり、我々庶民はもっと貧しくなる。ズルをする人も出てきちゃう。

お金の流れの話までここではしませんが、参勤交代のせいやんけ!と思うと面白かったので記録しました。

お金について考えるきっかけエピソードとしてポップでしょ?

まとめ

いかがでした?

もちろん参勤交代だけでこの価値観が生まれたわけではないでしょうけど、そう思ったら面白いじゃん? #面白ければそれでイイ

「お金」と「人の心」ってのは死に物狂いで学び続けないとどっかで爆発するので、こうして記録していきます。

どなたかのお役に立てたらと思います。

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