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脳死で譲るのは善か悪か?

ぴくちっぷ

専門学校時代のバンドメンバーとオンライン飲み会をしたら、幸せすぎて実はずっと泣きそうだったほそみです。

スクショ撮ると言ったらこの絵にしてくるあたり、変わってないなあみんな(笑)

ちなみに「やなこった」のメンバーです。
この映像、1年生だぞ…19歳…みんなあまりにもうますぎない?
ほそみは食らいつくのに必死でした。

さて今日は、脳死で譲るのは善か悪か?というテーマで脳内整理します。
なかなか答えが出てるようで実行できていないような、そんな議題です。

最近は時間が足りないけど、アウトプットをとめるとやはり圧迫感あるので、時間を割いて更新してみます。

譲るのは親切?

基本的にはなにかを譲ることは、相手を尊重しているわけで、親切といえます。
謙虚な気持ちは常に持っておきたいものです。

しかし、譲ることが親切ではなくて、相手を尊重することが親切なんだよなあと、いつも思います。

例えばベタな話ですが、電車で席を譲るのは親切と教わりましたが。
果たして本当に座りたいのかなと考えてみることが親切の大前提だと思ってます。

「最後の1個、食べていいよ」とかもですね。
食べたいのかを探ってからなんです。

譲らない親切もある

今日の本題はこれ。
譲らないことで相手を尊重する親切もあるよなあって。
むしろこっちのほうが大切な気がしてます。

例えば、こんなことが良くあるのですが。
近所のスーパーに行く道に、それはそれは小さな踏切があるんです。

歩き同士ならすれ違えるのですが、まあまあ自転車の通行が多くて。
もちろん、突っ込んでくる人はごくマレで、待っていてくれる人がほとんどです。

が、ここでお互いが脳死で譲るとどうなるでしょう。
膠着しますよね。
なのでどちらかが親切を受ける側を選ばなければならない。

そして自分が先に通ることを決断したら、みなさんこうなるはず。

駆け足で踏切を渡る
・頭を下げお礼を言う

ご覧ください。
譲ってもらって、親切にされたはずが、負担が増えているんです。

これ、大問題だと思うんですよ。

決断疲れ

小走りと会釈しただけで何言ってんだと思う方もいらっしゃる、というかみんなそうだから頻発するんだよなあと。
つまりはみんな根は良い人で、性善説はぼくも賛成してます。

だけどなにより負担なのは決断させていること。
決める、選ぶ、という一番疲れることを強要している点なんです。

これが疲れるということに気づいてから、ぼくは人生をより楽しめるようになったと思っています。
なるだけ決断をしないように生活しています。

なので、譲っていただける方に出会ったら、「こちらも譲る」という選択肢を排除しています。
なんなら、譲ってくれそうだなと思ったら自分から先に通って、そのうえで「ありがとうございます」と添えています。

「譲りを速攻で受け入れる」という選択肢に絞ることで、選ぶ必要がなくなり、決断しなくて済んでいるわけです。

そしてお相手の決断も防ぐことが大事。
いくら脳死で譲るイイ人だろうと、譲り返されたら、「譲り続ける?受け入れる?」という決断が生まれてしまいます。
なので相手の行動を邪魔しない、変えさせないのが親切かなと。
せっかく譲った(イイことをした)のに、「いえいえお先にどうぞ」というのは、善行を断られている、否定しているわけです。

決断していると思わせない親切

ぼくが心掛けているのはこれ。
決断していると思わせないこと。

例えばぼくは電車ではそもそも座りませんが。
座っているときにご老人が目の前に立っていたらどうするかというベタな質問に対しては、
「次の駅で降りるようなそぶりで席を離れる」です。

座りたいかどうかの確認も、親切を受け入れるかどうかの決断も、背負わせる必要がないんです。

まああまりにもベタな話ですけど。
これに置き換えられるシーンって、日常的に結構あると思います。
根っからのイイ人な我々人類は、気づきづらいだけで。

ちなみに先ほどの踏切の話であれば、ぼくは自転車から降ります。
というか降りて通行するように書いてあるんですけどね。
降りることで譲られる必要がなくなる(すれ違って通れる)ので、お互いの決断を抹消できます。

あとは、なにか用があるそぶりで脇に避け、相手が渡り終えるのを待ちます。
お相手は譲らなくて済むし、どうやら急ぐ必要もなさそうだと思ってもらいます。

まとめ

とはいえぼくも、決断を避けるために基本的には脳死で譲っています。
しかし、お相手や場面によってはいつでも脳を動かしてプランBに移行できる準備はしておかないとなあと。
脳死なので振り返ったり、いざその場に立たされないと実は相手に負担をかけていたかもなあと思うこともあったり。
なのでここで整理しました。
どなたかのお役に立てたらと思います。

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