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心が読めたとして

ぴくちっぷ

もう何周目だろう、名探偵コナンを1話目から見直しているのは、ほそみゆたかです。

#ほんと初期からちゃんと面白い #小松未歩が最高にコナンしてる

コナンのセリフで曲作っちゃうくらいには、とっても好きです。

さて今日は「心が読めたとして」というちょっとしたひとりごとです。

共感は得られないのかもしれないけど、書き留めておきます。

違和感

まさかぼくは「心が読める」なんて言いませんが、違和感を覚えることには結構敏感な方らしいです。

変化に気づくというか、流れみたいなのを感じるというか。

それって心の話じゃなくても、ゲームしてても買い物してても電車に乗ってても違和感を察知しまくるので、ただ単純に「気にしい」なんでしょうね。

ぼくだけの特別な能力とは思ってないですよと。

で、今ぼくは1対1でお客様と向き合って、表情や声色を凝視しながらお話しをするという仕事をしています。

#拷問官かな?

そしてぼくは共感というか憑依というか、お相手の感覚を想像しまくって、お相手になりきってレッスンをしているので、まあ、変化には気付きやすいです。

「よくわかりますね!」と言われますが、こんなにお客様に寄り添う仕事、そうそうないからなあ、ぼくが凄いんじゃなくて、気付いて当然なんですよね。

そもそもぼくが敏感なタイプなせい、という前フリはここまでに。

話したいか否か

ここが本題なんですけど、先述のように擬似的に心が読めたとして、お相手が「話したいかどうか」まではわからない。

なので「今日はシンドそうだな…」と気づいたからって、「大丈夫?」と脳死で声をかけるのはデリカシーにかける。

そう、心が読めるわけじゃなく、違和感を覚えただけであって、そこからどうしたらいいのかは十人十色じゃないですか。

今まさにお腹が痛くて困っているのか、限られた時間を耐え抜こうと頑張ってくれてるのか、わからない。

頑張ってくれている=シンドくないように振舞ってくれている人に対して「お見通しですよ」は失礼。

でももしかして、ぼくの言葉に気を悪くされたのであれば速攻で詫びて訂正しなきゃだし…

でも聞いてみたら「実は水を忘れたことに今きづいて…」みたいなことだったりもする。

#まじで分からんのです #でも何かあったことは分かる

「嫌なことがあったけど、楽しく歌って発散しよう!」と思っている方に、「どうしたんですか?話してください、なんでも相談にのりますよ!」とかしつこく言われたら、「いやいいから歌わせて?忘れたいんですけど!」ってなもんじゃないすか。

話している時間も、生徒さんが高いお月謝を払ってくれている貴重な時間ですからね。

とはいえ、「話す」ことも立派なボイトレだと思っていて、やっぱり胸になにかつっかえがあると、呼吸が浅くなるし身体のコントロールはしづらいし、心的にも声って出しづらくなる。

なので貴重な時間を割いても意味があるんだと思ってもらえるよう配慮しながら、コミュニケーションを優先することは意識してます。

この人の前だったら大きな声を出していいんだっていう、安心感がないと歌なんて歌えないもんだと思ってますんで。

ここでもやはり、「信頼」が最重要。人生で最も大事なこと。

話したくないタイプ

全員が全員、自分のことを話したいってわけじゃ決してない。

例えばぼくは、悩みや嫌なことを人に話したくないタイプです。

大多数の人は、悩みごとは話してラクになるそうですが、ぼくは違うので理解されづらいかも。

「なんでも話してごらん?話すだけでいいんだよ?」とか小さい頃にみんな良く言われたと思うんですが、とんでもない!

こちとら嫌なことをわざわざ復唱して記憶に定着させたくないんすよ。

そう、人に話さなければ自分のアタマの中だけのことなんですよ、感情なんて。

それを人に伝えてしまうと、自分は辛いんだと自分にも周りにも認知され、「辛い」を演じ続けなきゃならんのですよ。

#これ分かるかなあ

「○○くんにひどいことを言われて…」

と打ち明けようもんなら、ほそみは○○くんと仲が悪くい続けなきゃならなくなる。

「トマトが嫌いで…」

と言ったらトマト嫌いが定着して、大人になるまで避ける羽目に遭いました。

#食べてみたらうまかった

逆に言えば、ひどいことを言われたことを誰も知らなければ、ぼくさえ忘れりゃなかったことに出来るんすよ。

なので、ぼくは断固として話したくない派。

ていうか前回書いたけど、悩みなんて、ない笑

この世の嫌なことって、話さなけば消せることが大半なので、「悩み」と名前がつく前に対処出来るんです。

「愚痴を言い合える友達、いる?」って昔からよく聞かれましたけど、そんな嫌な気持ちになるためだけのやばい関係なやついるわけねーだろと思ってます。

#こういうときほそみは口が悪いんだよ

嫌なことを定着しあって、相手の嫌なことも聞いて2人分嫌な気持ちになって、なんなら愚痴るために嫌なことを集めるように生活することになる。激やば。

自分が話したくない派だから、生徒さんがシンドそうでも、あえて気付かぬフリをして明るくレッスンすることは、ままあります。

あまりにもキツそうだったらさすがに触れますが、「お話し回にする?それとも歌いまくった方がラクかい?」と必ず聞いてます。

「全然大丈夫!」と言ってくれたら、大丈夫じゃないだろうなと思いながらも、頑張ってくれてるので、もう触れません。

なんにせよ、ほそみは心が読めるような言動が多くて自分でもナニサマなんだろうとたまに思いますが、結局のところは分からんです。

分からんので、コミュニケーションを図るんです。

聞くし、観察する。

でも言葉も表情も、裏返しかもしれないので、分かった気には絶対にならないようにしています。

分からんということだけ、履き違えないように。と自分にいつも言い聞かせています。

まとめ

こんな仕事をしていると、きっと自分が凄いやつだと勘違いしやすいだろうな〜と、始めたすぐに思ったので、超絶!肝に銘じて律してここまできました。

最近なにがあったってわけじゃないけど、自分の長所なんだよなと思いながらも、使い方を間違えたり、奢ったりしないように、皆様の為に役立てていきたいと思います。

本当に心が読めたらラクだろうけど、そしたらコミュニケーションがいらなくなるので、やっぱり心が読めたらあかんなあと思います。

そんなエスパー少年ほそみのひとりごとでした!

#だからネスを選んだのか #どこで伏線回収しとんねん

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