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プロ意識について考える

ぴくちっぷ

ファミリーイベントをハシゴさせて頂いて心が浄化しきっているほそみゆたかです。

絵に描いたような秋晴れの中、最高にハッピーなイベント2つに参加させて頂きました!

ライブ写真は後日。

さて今日は久しぶりに脳内整理回です。

「プロ意識について考える」というテーマで書いていきます。

プロ意識とは

「当然に求められる結果を出すために日々研鑽や努力を惜しまない姿勢」とwikiには書いてあります。

「見に来てくださるお客様のために健康面で気をつけている」

「良い成績を残すためにプロのアスリートとして私生活から改善を図っている」

なるほどなるほど、と。

ひと昔前のぼくは、「なんでもやりまっせ精神」みたいなものをプロ意識と思っていて。

泥臭い、スポコンみたいな、それこそ少年漫画の主人公みたいなものに憧れてたんだと思う。

それは結構なことなんだけど、音楽と関係ない一切のバイト的なものをせずに、プロとしてお仕事だけで生きられるようになった今、プロ意識については考えを改める必要があるよなあと。

プロじゃなかった頃のプロ意識と、プロとしてのプロ意識は当然違うものじゃんね。

そう思ったとき、ああ、おれもうプロになれたんだよなって、実感がわいたのが今年一の気付き。

プロを目指して、というかバイトを辞めるために頑張って、下積み時代があるのは当たり前で、そういやそれをもう終えたんだよなあって。

自分はなんのプロなのか

器用貧乏と揶揄されながらも、いろいろとかじり歩いてきて。

今胸を張って「ボイストレーナーです」と名乗れます。

#大手音楽スクールレッスン数ランキング1位を獲りました

そのくせギターのサポートのお仕事が圧倒的に多く、その方がお役に立てているのも事実。

今までアコギとハーモニカとタンバリンで弾き語りをしつつも、エレキギター、ベース、ドラム、キーボード、カホン、ウクレレでサポート経験があって、最近はバンジョーも始めて。

作詞作曲、DTMの音源制作、耳コピ採譜のスキルも実は結構誇れるレベルだと自負しています。

でも、「なんでもできます」はもはやプロ意識じゃなくて自意識だなってつくづく思い知らされます。

耳コピが得意ですとかうるせえなって自分で書いてて思います笑

もっと早く、ほそみは一体なんのプロなのか?ってのを考えるべきだったんだけど。

この職種に関してはプロレベルか否か、とか

これはお金を頂けているからプロだ、とか

そんな感じに考えていたんだと思います。

ところがとあるイベントに出演させて頂いたときに、とあることがあって、ほそみは空気づくりのプロになったんだなあと気づきました。

#角が立ってはいけないので

#めっちゃ濁す

それぞれのプロ意識

とあるイベントで本番中に、ミスをしてしまった演者さんがいらして。

ミス、といってもその方の演奏が止まっちゃっただけであって、音楽は進行し続けたので、台無しになるようなことではなく。

お客さんからしたら何が正解かなんて分からないのだから、ぼくらとしてはどうでもイイってレベル。

そして曲が終わったら、ぼくらメンバーに、謝罪をしたんですね。

お役さんが見ている、ステージ上で。

本番が終わった直後にも、また改めて謝罪が始まって。

クライアントであるリーダーは、すぐにステージを飛び降りて、お客さんの方へ向かっているというのにです。

ここで何がどうヨクナイことなのかコンコンと伝えるのは、その方への教育なので、無償でそんなことをする義理はない。

それに、お説教なんて始まったら、それこそお客さんの空気を乱してしまう。

そこでぼくは「笑顔でいることが仕事だよ」とだけ伝えてお客さんの方へ走りました。

でも、彼にとっては「ちゃんとした演奏」こそがプロだったでしょうし、それが出来なかったのなら準備不足、役不足といわざるを得ず、悔しかったのでしょう。

ぼくにとってはお客さんファーストが絶対で、それはつまりクライアントさんファーストでもある。

クライアントさんから求められているのは、もちろんちゃんとした演奏なんだけど、そのちゃんとした演奏はお客さんの満足度を上げる1つの要因であって、全てじゃない。

極論、お客さんの満足度を上げることが出来れば、演奏の質なんてどうだってイイ。

ミスしたことをわざわざ伝えるようなパフォーマンスをし、なんだかしょげてたり気まずそうにしている顔なんて見たら、いくら演奏技術が素晴らしいモノだったとしても満足度は下がることでしょう。

ミスをしたら、笑顔で手拍子なんかしちゃったりして、「イェーイ!ノってるかーい?!」とか言っちゃったりして、演奏を放棄したパフォーマンスをした方が100億倍マシ。

このプロ意識の違いは埋められないものかもしれないよなあ、と思いながらも、そっか、ほそみのプロ意識ってそこなんだと気づかせて貰えたわけです。

ハッピーな空気感作り。

ぼく個人の評価とか、目立ちたいとか、好かれたいとか、そういうこっちゃないんだよなあ。

でもそれって、ただのぼくの価値観。

これを他人に求めるのも違うので、胸に秘めておきます。

#むっちゃブログに書いてるけどな

1対1が得意な理由

空気感作りのプロと仮定すると、なんだかいろいろ合点がいきまして。

いっぱしのボイストレーナーとして生きていますが、マンツーマンだから役に立てているんだろうなと思っています。

さっきの話の、ステージ上のマインドやイベントでの立ち振る舞いも、「大勢のお客さん相手」ではなくて、「ステージ上のメイン奏者とマンツーマン」でのやりとりなんでしょうね。

#ほそみ演者見すぎ問題

複数人の打ち上げや飲み会、遊びに行くとか超苦手で、それは複数人だからだと思っていたんですが。

#大人数だと即帰るので

#アランくんに「定時のゆったん」って言われた

#悪印象にならないの凄いねって褒めたかったらしい

複数人が苦手、だと、ステージに立つのは無理してるの?って矛盾がぬぐえなくて。

「1つの空気をみんなで作る」ならいけるんだってことが分かりました。

てことは、「マンツーマンが得意」って前提の方が覆りまして。

マンツーマンなら1つの空気を作ることしかないからそりゃそうだよねって定義できる。

だからブログやラジオは出来て、SNSは苦手なんですねえ。

これはほそみ的には世紀の大発見で、考え方の根底が変わりました。

舞台をやり遂げられたのもこれで説明がつくんですわ。

ようやっと、これが記録できました。

おわりに

つまりはぼくにとってのプロ意識はアプデされましたよと。

ハッピー空間を作るプロなので、スマイルと清潔感、健康管理や言葉遣い、傾聴スキルや心理学、そういったものを大事にしていくべきなんだなあと。

てことは「ひとにはひとの、プロ意識。」ってなもんで、これは今のほそみのプロ意識。

ウヌにとっては全く違うものだし、ワシだってまた変わるのじゃ。カカ。

#化物語の新作見始めました

久しぶりに脳内シェア回でしたが、いかがだったでしょうか?

どなたかの刺激に慣れたら幸いです。

せーのっ、アディオーーース!

#世界の果てに東出ひろゆき置いてきた2周しました

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