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“エンディングを飛ばす”ことから学んでみよう

ぴくちっぷ

この中にどうぶつさんが隠れています。キミは見つけられるかな?

#答えは最後に

さて今日はアマプラがアニメの「”エンディングを飛ばす”ことから学んでみよう」のコーナーです。

おべんきょう回ですが、まあ小話程度に聞いていってください。

アマプラの仕様

Amazonプライムビデオで常時アニメを垂れ流しているほそみです。

今は何周目かの「名探偵コナン」を見ているわけですが…。

ところでみなさんはアニメのエンディングをみますか?

何も操作しなければ、次の回を再生してくれる便利な機能が標準装備されていて、さすがAmazonさんといったところなのですが…。

あれさ、早くね?

別にエンディング曲は飛ばしてくれてイイって?

いやまあ、そういう方が大多数なのでとっとと飛ばすんでしょうけれど…

ぼくは曲も聴きたいし、なにより声優さんをチェックしたいんですよ!

そりゃもうコナンの推理ばりに、

「この声は…もしやHUNTER×HUNTERのウヴォーギンでは?!」

とか当てるのが好きなんすよ!

#横溝警部の声 #ONE PIECEの黒ひげ

それを飛ばされちゃうので、急いで右下に現れる「次を再生」みたいな小窓の上部のキャンセルボタン的なのを押すんだけど、ま〜早い!

しかもさ、なんか反応悪くない?!当たり判定がシビアなんすよ!

触れない!ああ!と飛ばされたことが何百回とあります。

#おおげさに言ってないです

「次」が再生されると、「一つ前を再生」みたいなボタンがないので、一度視聴を終了し、何故か5話くらい見たことを忘れたアマプラくんを遡り、(これもなんでなん)、一つ前を再生しなおすんです。

手間ァ!

こんなにエンディングを見たいのはぼくだけかもですが、ちょっと待って、そもそもエンディングって超大事な情報のオンパレードでは?

クレジット

作品には「クレジット」というものがあって、特に映像作品はエンドロールに作者さんたちの名前や会社名なんかがズラリですよね。

あれ、ちっちゃい頃は「名前を見せられてもおれたちにはどうしようもないけど…?」と不思議に思っていました。

しかし、あれこそが対価で、名前を刻む、そして知ってもらうことが最大の価値ですよね。

スポンサーなんてその極地で、「ご覧のスポンサーの提供でお送りしました」

=「彼らがお金を出してくれたから作れました」=「みんなまじ感謝してね!名前覚えて帰ってね!」なんですよ。

それを飛ばしちゃうって、ねえ、どう思う?

というか、製作者さんたちから、クレームきたりしないの…?

サブスクは毛色が違う

さて、ここまでは文句ばっかり言ってみましたが、なにもけなしたいわけじゃあない。

むしろここからAmazonすげーって話を書きます。

じゃあまずは「スポンサー」の件から話してみましょう。

スポンサーさんは、「制作費を出すから、名前を載せてね」ってなやりとりがされてるわけですな。

「名前を見せられても…」というほそみ少年のようなリアクションだろうと、とんでもない人数、それこそ何百万人とかに見られるので、「花王の提供で〜」と何回も言われると、少なくとも「花王」という名前は覚えちゃうし、なんだか馴染みのある会社な気がしてきます。単純接触効果ってやつっすな。

#今だって例に挙げちゃったしね

広告ビジネスの話はこのへんにしておいて…じゃあ「サブスクは?」っていうと。

サブスクリプションってのは、例えばぼくが幼稚園児の頃に始まった「名探偵コナン」を作っていた時にはなかったわけで。

レンタルビデオとか再放送とか、いろいろあったんだろうけど、「いつでもみられます」なんて夢のようですよね、想像もできなかった。

なので、「エンドロールを飛ばすなんてひどい!」じゃなくて、「また流して貰えるんすか!イイんすか!ラッキー☆」なんですよね、そもそもが。

そりゃもう、アニメ制作に投資したのが先見の明だし、時代っておもしれーなんですよね。

いや実際のとこわかんないっすけどね?

サブスクで流す上で、誰がどこへお金を動かしてるのか分からんのだけれど、ひとまずエンドロールを飛ばしてる事実がありながら、大問題になっていないのだから、誰も損はしてないしどちらかといえば得をしているんだろうなあという予想。

声優さんとかもそうね、また流して貰えるなら感謝はあっても文句はないよね。

楽曲のアーティストも、みーんな、得をしているはず!

ぼくらもお得だしね!みーんなハッピーなのでした!

飛ばす得はあるの?

あれ?でも、エンディングを流すに越したことはなくない?

また流して貰えてあざーっす!ってみんな思ってんだから、流してあげたらさらに感謝が集まってイイことづくめな気が…

そこでオモロイのが、「アマプラ的には視聴者ファーストなほうが得をするよね」って話。

かつてはスポンサーがお金を払っているのだからスポンサーファーストなのは当たり前だったはずですが。

今はお金を払っているのは我々視聴者です。

なので、視聴者ファーストが当たり前なわけです。

#もちろんスポンサーもいるけどね?

てゆうか、アニメ制作会社とアニメサブスク会社は別だしね。

なので、エンディングを流して差し上げる義理が(あんまり)ない関係なんですよね。

いや、でも飛ばすことって視聴者のためだっけ?とエンディング見たい派なぼくは思いますが、飛ばしたい人が大半なのでそれは仕方ない。

視聴者維持率

さらに考察すると、「エンディング」ってその名の通り「終わりの合図」じゃないすか。

サブスクの利点は無限に見られることで、無限に視聴者を捕まえておくことが、アマプラ的には利益なわけで。

エンディングを最後まで流すと、「終わりにしよっかな」という可能性を生んじゃう、つまりキリがイイを作っちゃうんですな。

でも、気づいたらもう次が再生されていたら?

人間は「現状維持バイアス」ってのが根強くあるので、途中でとめようってのが難しいんですよ。

なので次が始まってたら、なんか見ちゃう。

終わりにするタイミングを逃させ続けることは、視聴者のストレスフリーにもなるし、視聴時間を伸ばすことにもなって、なんかウィンウィンなんですよね。なんかね。

こう聞くと、エンディングを飛ばさない理由の方がむずくて、そりゃ飛ばす一択だよねと。

テレビとサブスクの違いはめちゃくちゃたくさんあるけど、こんな理由なのでした、と、思うのでした。

#ぼくのひとりごとです #したて屋のひとりごと

まとめ

いかがだったでしょうか?読み物くらいにはなったかしら笑

普段からこんなことばっかり考えて生きています。

たのしいなァ、たのしいなァー()

それでは、ま…(次を再生)

じゃなかった、どうぶつさんさがしの答えをどうぞ!

ワニさんみたいな木!

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