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ここ和生活9日目。「大鳥優子さん」から学ぶこれからの音楽

ライブハウス「川越Rotomロトム」のトイレにミラーボールとバスケットゴールが導入されていて爆笑してしまった細見豊です。

昨日、「大鳥優子」さんのサポートギターでライブがありました。
それで人生においてのすべての予定が終わり、1人で世紀末感を感じていました(笑)

いろんなパターンの悪夢を見てうなされながらも、無事に生き延びました。

それにしても昨日のライブは最高に「音楽」していて、こんな時期だからこそ、そして彼らだからこそのあったかい雰囲気と、皆さんの一体感でした。

僕らだけじゃなく、お客さんも確実に全員同じ気持ちで、その満足度が、温度が、ぴったり同じだったように感じました。
そういうイベントって実はあまり経験がないので、本当に最高でした。

改めて、これからの音楽ライブの方向は、やっぱりこっちだなと確信しました。
それをさらりとやってのける優子さんの手腕には、毎度驚かされます。
本当に学びになる。
つまるところ、「みんなで作るライブ」です。

これからは、完成されたものを、ステージの下からぼーっと眺めるだけではなく。
歓声や合いの手、振り付けなどの「参加型」のもういっこ先。
お客さんと演者さんの垣根がなくなるようなライブです。

僕の、「音楽とは何なのか?」の答えは、ずばり「思い出」です。
思い出になるようなイベントをみんなで作れば最高だなと思っています。

昨日は「お客さんタイム」という時間が設けられていて、歌いたい人が、歌いたい曲を選んで、僕らが即興で演奏して、お客さんがステージに立って、生演奏で歌う、という時間です。
久保田利伸さんのmissingと、ロードオブメジャーさんの心絵をサポートしました。
主役である優子さんは、客席で一緒に楽しんでいるんです。
その瞬間は、たま~に出る「何とか波」みたいなものが、みんなから出ていて、
「やっぱりライブってこれだよな~!」
と思いました。

「練習どおりの演奏をただ見る」ってことに僕は全く興味がなく、
「もう一回やってよ!」
「いや絶対無理でしょ!」
みたいな、そういう文化祭的な、その場限りのライブを、思い出を、みんなで作ることに、ぼくはですが、価値を感じます。

この先の人生の予定が皆無で、まさか仕事が決まらず、1ヵ月ニートをやることになると思ってもみませんでしたが。
必ずスキルを身に付けて、しっかりお金を稼いで、また戻ってきて、音楽を再開することになったら、そういった音楽を展開していきたいと思います。

予定をきっちり決めたい派なので不安でしたが。
こうやって脳内を整理すると、やり残したことがたくさんあるので、大切な皆さんに何か少しでも多くのものを残せるよう、それだけを考えて生きていきたいと思います。
すいません重いっすね(笑)
結構やばいっす。