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追い詰められたネズミのモチベってすごい

ぴくちっぷ

3年前の今日は岐阜県で畑仕事をしていたことが信じられなくって記憶を捏造されているんじゃあないのかッと疑っているほそみゆたかです。

#3年前の6/10の写真
#岐阜のとある村にて

さてそんな今回は過去の自分に触発された話。
「追い詰められたネズミのモチベってすごい」ってテーマですが、ただの日記というか、決意表明をしておきます。

窮鼠猫を嚙むってやつですね。
猫は噛むより飼うのが夢です。

やばい音楽

最近は毎回、ほそみが感動した音楽を載せてるのです。
が、歴史のおべんきょみたいになってもしゃあないなあと。
なので今回から攻めたの紹介します。


NHKのコーナー、「びじゅチューン!」より、何にでも牛乳を注ぐ女です。

これを親友に教えてもらった5年前、衝撃が走りました。
音楽って、もっともっと自由でイイんじゃん!!って。

このアニメも音楽も手掛けている作者の井上涼さんって、美大卒のアニメーターさんなんですよ。
映像のプロであって、ミュージシャンではないと。
だからかどうか決めつけも良くないですが、曲、歌、歌詞、音が、独創的すぎる。
なにより美術をテーマにした音楽で「びじゅちゅーん」ってコンセプトが素晴らしい。

どれだけ腕を磨いても、これには勝てない。
“上手さ”の土俵に立ってないんですよ。
ソングライターって、クリエイターって、そうありたいなあと。

こんな感じの曲が120曲あるんですよ、これがNHKで放送されていたなんて…シュールすぎる。
この方をみて「ライブしてる場合じゃねえ」ってなった5年前を鮮明に覚えてます。

窮鼠時代のほそみ

窮地(きゅうち)に立たされた鼠(ねずみ)で窮鼠(きゅうそ)。
猫に反逆するわけっすな。

あの頃のほそみは猫と戦っていたわけじゃないけど、とにかく窮地だった。

家やお金やなんやらすべて奪われ、岐阜→群馬→栃木と住み込みで働いて埼玉に帰ってきて今です。
村→山→谷と壮絶な生活でした。


群馬の旅館から見える景色。

こんな山の中、旅館の一室の物置のようなとこに住まわせて頂きながら、半年間仲居さんをやっておりました。
窓がちゃんと閉まらず、夏は虫が普通に出入りするし、冬は雪が積もりました(笑)

当然、ライブ活動なんかできるわけがなく。
歌も楽器もやれるわけがなかったあの環境下で。
たぶん今までで一番音楽してた。

ばんばん曲作って、YouTubeも毎日更新を絶やさず、狂ったように発信してた。

そしてこないだ、これを見て自分にケツを叩かれ目を覚ましました。

これ、旅館の部屋です。
曲自体は、4つのコードをループした適当な伴奏をバックに、即興のように歌ってるだけでたいしたことないんですが。
なんかもう、涙でました(笑)

マイクカバーでもごもご言いながら録ってます。
鼻が外にいるから「ん」が言えないんですよね(笑)

#ここは職場じゃないしって
#そこ職場だぞほそみ

これ、3年前の9月ですよ?
信じられない。
今どんだけ腑抜けちまったのかと愕然としました。

家もないやつが何を人の役に立とうとしてんだよ。
ひとまず自分のことを救えよと。

でもこれだけが命綱で、これだけが生きがいだったんです。
それが作曲、です。

作曲を辞めたらたぶんもたなかった。
この頃に作った遊戯王の曲たちが、映像含めまじで狂気を感じるので、歌を録りなおして載せますね。
マイクカバーのもごもご感も思い出だからそのまま載せるのもいいかもだけど(笑)

作曲!!!

てなわけで作曲を再開します。
すでに新曲がどんどん湧いてきてます。
待ってましたと内側から聴こえる気がします。

作曲は、今は人の役に立たない→お金にならないので。
トレーナーってお仕事にありつけたのは幸運でした。

しかーし!おれは曲を作りたい!
なので曲を作ることが少しでも人様のお役に立てるような何かを、模索しながらもとにかく作ります。

そんな決意表明でした。

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