Blog

図工で作ったゆっくりコースターの話

ぴくちっぷ

サンリオのシナモンの曲が最高すぎてシェアしたいほそみゆたかです。

#きみおとこのこだったんか

おとこのこだけど、「あまいのかわいいの だいすきだもん」っていう、意外にもメッセージ性の深いキャラらしく最高です。

ではお知らせです。

「小さい頃の、なにかの発表会」のような気持で、とにかく真剣に全力で歌う、それを応援する、というルールしかないカラオケイベントです。

それだけで最高なんです。詳しくはこちらから★

#ぼくもあまいのかわいいのだいすきです。

さて今日は「図工で作ったゆっくりコースター」について考えてみます。

ルールがあるから遊べるよねっていう、いつも書いてる話です。

自由にやってごらん

幼稚園児の頃からこの言葉が大の苦手でした。

クレヨンを渡され、「なんでも好きなものを、自由に描いてみよう!」

粘土を配られ、「自由に好きなものを作ってみよう!」

マセガキだったゆたかくんはいつも思っていました。

「いや、別に描きたくないけど…?」

「自由にって…せめてなんかテーマをくれよ…」

自由って、イイ言葉なんだけど、「ルール無用」ともいえるので面白くもなんともないんですよ。

ルールのない遊びは成立しませんからね。

芸人さんがよく言う、「なんか面白いこと言って!」が一番困るってやつ。

お題があって大喜利が成立するように、とりあえず笑わせて!は成立しない。

自由に!というのはむしろ何も動けなくなって、めっちゃ不自由になるよねって前提をまず置いておきます。

#最近理屈っぽいなあ

そんなこんなで、図工の時間があまり好きではなかったゆたか少年。

ところがとある図工のテーマに衝撃を受けたことを今でも覚えています。

そうそう、そういうことだよゲームってさあ!となった話。

ゆっくりコースター

「ゆっくりころがれ!ゆっくりコースター」って授業がありました。

小学校の図工の授業のタイトルを覚えてるの凄すぎない?笑

そのくらい、「遊び」というものの根幹を学んだ劇的な瞬間だったので強烈に記憶しています。

ビー玉を転がすコースターを、厚紙やら牛乳パック、段ボールなんかを使って作ろうってなもんなんですが、一味違うのは「ゆっくりころがれ」ってお題。

普通、コースターなんだから、速く転がすもんじゃないですか。

穴が空いてて、傾けながら転がしたりするアレも、速さを競いますよね。

#もう散々作り尽くしたよね

でも、みんなが作ったコースターで「速さ」を競うんだったら、例えばトイレットペーパーの芯を立ててビー玉を投函したら即ゴール、で最強じゃないすか。

これでは創作にならないんです。

そう、今回は「遅さ」を競うルールなんです。どうするかというと。

ツルツルの厚紙だとすぐに転がり落ちるので、段ボールの内側のボコボコを使ったり。

カクカクと曲がり角だらけにして、いちいち壁にぶつかって進ませたり。

なるべく勾配を緩やかにして、横長に作ったり。

ビー玉がなるべく「ゆっくり」ゴールに向かうようみんな創意工夫していました。

もちろん、負荷をかけすぎると、ビー玉は遅くではなく止まってしまう、止まったら当然負け。

なんていいルールなんでしょう!

ちなみにぼくは最強でした。#武勇伝

ゆっくりすぎてみんな止まっちゃってたので、さらにひとひねりして、ぼくはスタートを勢いよく転がすことにしました。

「そんなにスピード出してイイの?!」

と思わせといて、待ち受けるのはペットボトルの輪切り。

口を下に向けた形でセット。

勢いよく転がってきたビー玉は、なかなか穴に落ちずにしばらくグルングルンと回り続けます。

バスケでゴールギリギリを落ちそうでしばらくリングを回ってるあのイメージ。

いかにビー玉を停滞させつつ、勢いを殺さないようにするゲームだと判断したので圧勝でした。

その後、不運にも発表の前にふざけてボール投げをしていたやつらが破壊してしまってレースに参加出来ず不戦敗という、アニメかよって展開までハッキリ記憶してます。

圧勝すぎて、レースするまでもなくおれの勝ちだし、と余裕で処分したなあ笑

#先生にもう一度作りなさいと言われて

#ガンとしてやり直さなかった

#もっかいあのネタやってと言われる芸人かよ

ルールとアイディア

ゲームクリエイターたちのアイディアが好きでよく調べるんですが。

例えば「マリオ」は、髪と口がドット絵で表現するには点の数が足りないから、帽子にヒゲ、そして服もオーバーオールみたいな感じになったそうで。

制約、ルールがあるから、アイディアが生まれる。

マリオやゼルダを作った「宮本茂」さんがいつも言うのは「アイディアとは、2つ以上の問題を同時に解決するもの」と定義しています。

なんでも自由に!と言われると困っちゃうのは、「問題」が起きてないからといえる。

「鉛筆と消しゴムを、文字を書き消しする以外のことに使うとしたら、どうする?」

とか言われると大喜利スタート!ゲームになるんです。

まとめ

「ゲーミフィケーション」とかいうゲーム理論があって、これはもう、まじで複雑すぎて勉強中なんですが、ざっくりぼくのような素人は「人生をゲーム化しよう」くらいに思ってます。

大人になってから、「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」をプレイしたんですが、もっとなんでもやっていいし、なんかしたらなんか起きるんだなと、人生もゲームのようにもっと楽しまないとな〜と思ったんです。

もちろん、現実世界は制約だらけですよ。

でもほら、制約があるからアイディアが生まれて、それが1番楽しいはずじゃないすか。

なのでしっかりルールを決める、もしくはルールを見極めて、存分に楽しみましょうね!

ルールは誰も教えてくれないかもしれないので、自分で学ばないとね!

そして、なんでも自由に!じゃなく、「ルールの中でなんでも自由に!」です。

最後にいつもの画像で締めましょう。

せーのっ!

「ルールとマナーを守って、楽しくデュエルしよう!!」

スポンサーリンク
記事URLをコピーしました